2022年以降docomo、auが大規模な通信障害が発生しました。
auに至っては1日以上繋がらない大規模な通信障害になっています。
- SoftBank 2018年12月6日 13時〜18時
- docomo 2021年10月14日 17時〜20時
- docomo 2022年2月1日 8時〜13時
- docomo 2022年4月12日 2時〜8時30分
- au 2022年7月2日 1時45分〜7月5日 15時36分
携帯電話の通信障害は通話やLINEの他に電子決済やQRチケットの表示など生活に支障が出るほど重要です。
キャッシュレス化が進み、現金を持ち歩かない人も稀に見られます。
外出先で大規模な通信障害が発生した場合、モバイルSUICAにもチャージできないなどトラブルに備えて通信手段を確保しときたいところです。
- 一台のスマホで2つの電話番号が持てる
- データ通信も切り替えることができる
- 通話とデータ通信のSIMを使い分けることができる
昨今のスマホは1台のスマホに2つのSIMが挿入できるデュアルSIMに対応しています。
デュアルSIMは2つの電話番号を発着信して、データ通信も切り替えることができるため、通信会社による通信障害が発生してもSIMを切り替えることでデータ通信ができます。
本記事では通信障害で発生するトラブルと回避方法をご紹介します。
\eSIMにも対応した通信プラン/
通信障害は通信会社関係なく発生する
通信品質について「docomoが良い」「SoftBankは悪い」と耳にしたことがありますが、通信キャリアの通信品質とエリアについて大きな差はありません。
シェア率No.1のdocomoも電波の入らないデッドスポットがあり、契約者数が多い故に人が集中する都心エリアではパケットが渋滞しデータ速度が低下するパケ詰まりなど小さな通信障害は常に発生しています。
- 電話ができない
- SNS、MAIL、LINEが使えない
- インターネットが使えない
- 電子決済ができない
- ネットショッピングができない
現金を持ち歩かない人は、通信障害が発生した場合、家に帰ることも出来ない恐れも考えられるので、デュアルSIMをオススメします。
通信会社による通信障害はサブブランド、MVNOにも影響
通信会社による通信障害はキャリアに関連するサブブランド、オンライン専用プラン、MVNO(格安SIM)にも影響します。
docomo | au | SoftBank | 楽天モバイル | |
サブブランド | iruomo | UQ mobile | Y!mobile | – |
オンラインプラン | ahamo | povo2.0 | LINEMO | – |
MVNO | iiJmio | iiJmio | NUROモバイル | – |
上記の表でで表すと最上部の通信会社【docomo】【au】【SoftBank】【楽天モバイル】が通信障害が発生すると縦軸の通信会社も通信障害の影響を受けることになります。
通信会社による通信障害は予測もできなく、どこの通信会社でも起こりうることです。
2022年7月に発生したauの大規模通信障害は3日に渡って通信障害が発生しました。
長時間にわたって通信障害が発生した時のためにデータ通信ができない時の予防策を本記事で紹介しています。
天災などの通信障害は通信会社関係なく回避できない
大震災や天災の影響で通信施設が損傷し、通信会社関係なく発生する通信障害も考えられます。
東日本大震災などの時は関東、東北地域地域は通話、通信が繋がりにくい状況になりました。
大震災級の災害が発生した場合は、「どの通信会社が早く復旧できるか?」に頼るしかありません。
複数の通信会社と契約している事で通信会社によって復旧時間の差が発生します。
通信障害から復旧する時間も通信会社によって差が生まれれくれるので、1回線を契約しているより複数回線契約している方が通信障害から早く解放されると考えられます。
通信会社で通信障害が発生すると関連するモバイルルーターやポケットWi-Fiも通信障害の影響を受けます。
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通信障害の影響で起こりうる事
通信障害は連絡手段が途絶えるばかりか、普段の生活に多大なる影響を及ぼします。
- 電話
- LINE・メール
- バーコード決済
- QRチケット
- 交通系アプリに入金できない
- インターネットバンキングが使えない
通話やデータ通信、通信を伴うアプリ機能は、全て使用不可になります。
現金を持ち歩かずバーコード決済を利用している人は不自由に感じるかと思います。
通信障害でスマホがないと普段の生活でスマホに依存している多さを事を感じるでしょう。
SuicaやPASMOはICに残高か記録される為、利用することはできます。
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通信障害によるネット難民回避方法
通信会社による通信障害の回避方法としては2パターンご紹介します。
メモ
- 2回線持つ
- クラウドWi-Fiを持つ
2台のスマホを所持、モバイルルーターを持ち歩くとなると管理や荷物が増えるデメリットがあります。
1台のスマホで2回線の通信会社と契約するデュアルシムをご紹介します。
1台のスマホに2回線 デュアルSIM
1台のスマホに2回線のSIM(デュアルSIM)を書き込むことで、1回線の通信会社が通信障害が発生しても、2回線目の通信会社に切り変えることでデータ通信、通話をする事がができます。
デュアルSIMにする、注意点としては2回線、違う通信会社を契約する事です。
docomo・ahamo
au・UQモバイル・povo2.0
SoftBank・Y!mobile・LINEMO
楽天モバイル
auが通信障害が発生した場合、au回線を利用して通信しているUQモバイル、povo2.0にも影響を及ぼします。
主回線がdocomo系であれば副回線はau系かSoftBank系、楽天モバイル系のプランと組み合わせでデュアルSIMの機能が活かされます。
デュアル通信のデメリットは2回線目のコストがかかるという点です。
docomo | au | SoftBank | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|---|
サブブランド | – | UQ mobile | Y!mobile | – |
オンライン専用 | ahamo | povo2.0 | LINEMO | – |
MVNO | iiJmio | iiJmio | – | – |
mineo | mineo | mineo | – | |
nuroモバイル | nuroモバイル | nuroモバイル | – |
SIMの種類に注意
スマホによって対応しているSIMの種類が異なります。
対応SIMについて
- SIMカード + SIMカード
- eSIM + SIMカード
- eSIM + eSIM
iPhoneXS、XR以降のiPhoneは【eSIM】+【SIM カード】
Androidについては組み合わせは様々なのでスマホの仕様を確認してみてください。
契約する通信会社がeSIMに対応しているか確認
自身で使用しているスマホのSIMの種類が不明な場合はSIMスロットを開けてSIMが入っているかを確認してみてください。
eSIM対応通信会社
- キャリア:【docomo】【au】【SoftBank】【楽天モバイル】
- サブブランド:【UQモバイル】【Y!mobile】
- オンライン専用プラン:【ahamo】【povo2.0】【LINEMO】
- 一部MVNO(格安SIM):【IIJmio】
- iPhoneをSIMカードで利用している場合は、2回線目はeSIM対応の通信会社と新規契約
- 現在、使用してるSIMカードをeSIMに変更して2回線をSIMカードで新規契約
デュアルSIMについては1台のスマホに2回線 デュアルSIMで年間、最大44,484円節約!を参考にしてください。
モバイルルーターを利用
通信会社による通信障害にモバイルルータでのデータ通信も有効的な通信障害対策になります。
ただし、モバイルルーターもキャリア通信を利用してのデータ通信になる為、スマホの通信会社と別な通信会社のモバイルルーターを選択する必要があります。
docomo | au | SoftBank | 楽天モバイル |
Wi-Fi Station | WiMAX | ポケットWi-Fi | Wi-Fiポケット |
オススメなモバイルルーターはクラウドWi-Fi。
クラウドWi-Fiとは?
SIMがクラウド上で管理されており、エリアや通信状況に合わせて最適な通信回線を選択してデータ通信を行うシステムになります。
docomo、au、SoftBankの通信環境を借りての通信です。
通信障害や電波が安定しない場合、モバイルルーターのON/OFFで通信回線が切り替わります。
クラウドWi-Fiがあれば通信会社による通信障害でも完全にデータ通信が途絶えるリスクは低いです。
クラウドWI-FiのデメリットはクラウドWi-Fi会社が事前にデータ通信量を各通信会社(docomo・au・SoftBank・楽天モバイル)から購入。
クラウドWi-Fi契約者の全体でクラウドWi-Fi会社が契約したデータ容量以上のデータ通信が行われた場合、速度制限がかかります。
参考
2020年在宅ワークや外出自粛が増加した時に、クラウドWi-FiのどんなときもWi-Fiが契約以上のデータ通信が行われて速度制限になった問題が有名です。
現在、クワウドWi-Fiを取り扱う通信会社は申込者の人数を制限して通信量を管理しています。
通信障害はキャリア各社関係なく発生する
通信品質や通話エリアについては細かい差はありますがドコモ、au、ソフトバンク3社共に大差はありません
スマホ無しでは生活が成り立たない現代社会。
通信障害の発生で通話、LINEのみならずバーコード決済、買い物、インターネットバンクなど想像している以上に生活に密着しております。
通信障害の発生については、今後も避けることはできません。
通信障害が発生してから復旧するまでに、データ通信が使用できないことで損失が発生する可能性も考えられます。
自宅に光回線や固定電話が設置されていないなら、1台のスマホで2回線使えるデュアルSIM、モバイルルーターの導入をお勧めします。
通信障害に備えた、副回線は3GB程のMVNOや楽天モバイル程度で十分です
月額3,520円でahamoとMVNOのIIJmioを契約することができます。
合計 | SIM1 | SIM2 |
---|---|---|
3,820円 | ahamo 2,970円/30GB | IIJmio 850円/2GB |
3,168円 | UQ mobile 2,178円/15GB | LINEMO 990円/3GB |
3,260円 | LINEMO 2,970円/20GB | 日本通信 290円/1GB |
データ通信をあまり利用しないライトユーザーであればLINEMO(3GB/990円)+ IIJmio(2GB/850円)月額1,840円とお得になります。
MVNO(格安SIM)の通話料金は30秒/11円と通常のスマホ通話料金の半額(通常の通話料:30秒/22円)
通信会社の組み合わせ次第では、月額料金を安くすることができます。
2回線の通信会社を契約しておけば、通信障害が発生してもネット難民になるリスクは激減。
通信障害が発生してもいつ繋がるかわからない通信障害に悩まされることはありません。
\eSIMにも対応した通信プラン/