海外旅行でスマホの使用を考えているけど高額請求されてしまわないか不安を感じます。
- 日本の通信プランで海外ローミングをする
- 渡航先でSIMを手配する
- モバイルルーターを手配する
- ホテルや施設のWi-Fiを使う
今回案内した海外でのスマホの通信方法を全て試してきた僕が海外でのスマホの使い方を解説
結論、基本料金プランに海外ローミングが含まれている「ahamo」や「Rakuten最強プラン」が設定なしで海外でも利用できてオススメです。
ahamo | 楽天モバイル | SoftBank | GLOBAL Wi-Fi | |
月額料金 | 2,970円 | 1,078円 | 2,178円 | 970円 |
データ容量 | 最大20GB | 2GB | 無制限 | 300MB〜 |
対象国 | 91カ国 | 70カ国 | アメリカ放題 | 200カ国 |
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この記事でわかること
- 海外でのスマホを使う方法
- 現地SIMの購入方法
- 海外Wi-Fiのレンタルについて
- 高額請求を避けるためのポイント
ahamo 20GBからへ30GB増量
他社から乗り換えでdポイントが20,000ポイント貰える。
- 初期費用、解約金0円・契約期間縛りなし。
- 契約月日割り
- 5分かけ放題、海外ローミング込み
海外でスマホを使う方法
旅行や出張での海外滞在中、スマホは欠かせないアイテムの一つです。
しかし、海外でスマホを使うと「高額な通信料金が請求されるのではないか?」不安を感じますよね。
日本の通信会社のSIMが挿入されたスマホをそのまま海外で使用すると高額な請求される場合があります。
- 日本の通信プランを使う
- 渡航先でSIMを購入する
- モバイルWi-Fi
- ホテルや公共のWi-Fiを使用する
海外ローミング対応のキャリアを使う
海外ローミングに対応している通信プランをご紹介します。
海外ローミングは日本の通信プランで渡航先の通信設備を利用してデータ通信を行う通信方式。
キャリアでは定額制の海外ローミングが用意されています。
通信会社 | サービス名 | 料金 |
---|---|---|
docomo | 世界そのままギガ | 980円/日 |
au/UQmobile | 世界データ定額 | 490円/日〜 |
SoftBank/LINEMO | 世界あんしん定額 | 980円/日〜 |
povo2.0 | 海外ギガトッピング | 640円/日〜 |
ahamo | ahamo | 基本プラン内 |
楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 基本プラン内 |
海外Wi-FiのレンタルやプリペイドSIMを申し込みが面倒と感じる人にオススメな海外ローミングサービスです。
テザリングにも対応しているため恋人や家族で一緒に行動する人は、1台のスマホで複数のスマホとデータ通信を共有できます。
1日/980円と渡航先のSIMやahamoと比較すると割高な通信サービスです。
発信、着信関わらず通話料金が発生します。
短期旅行の人にオススメな海外ローミングサービスです
povo2.0 海外データをトッピングする
povo2.0は使用用途に合わせて海外ローミングデータをトッピングするオプションが用意されています。
データ量 | 有効期間 | 料金 |
---|---|---|
0.5GB | 24時間 | 640円 |
1GB | 3日間 | 1,480円 |
2GB | 5日間 | 2,880円 |
3GB | 7日間 | 4,280円 |
5GB | 14日間 | 7,080円 |
povo2.0は日数とデータ容量で追加できる海外ローミングサービスです。
3GB/7日間になると4,280円と現地SIMやahamo、Rakuten最強プランの方がコスパが良いです。
海外は滅多にいく機会がなく、海外でSIMを購入するには不安を感じる短期旅行にオススメな通信プランサービスです。
ahamo
月額料金 | 2,980円 |
海外ローミング | プラン内 |
海外ローミングデータ量 | 最大20GB |
基本データ量の20GB以内に海外、国内データ通信が基本料金プラン内に含まれたahamo。
iPhoneの「データローミング」をONにするだけで海外に到着したら電源を入れるだけと簡単設定。
データ量も日本国内と海外ローミングを合わせて最大20GBまでデータ通信ができる料金プランです。
帰国後は渡航前と海外ローミングで使用したデータを20GBから差し引いた分だけデータ通信が可能です。
- 渡航期間が15日以上になると最大通信速度が128kbpsに制限されます
- 海外渡航中に20GBを超えた場合最大通信速度1Mbpsに制限
- ahamo大盛り加入時、合計100GB以内なら最大20GB
楽天モバイル
楽天モバイルのRakuten最強プランは基本プラン内に2GBの海外ローミングが含まれています。
2GBを使い切っても月を跨ぐと新たに2GBの海外データローミングが利用可能です。
海外ローミングで使用したデータは日本国内で使用したデータ量に加算されるため、3GB/20GBを超過すると基本料金が上がります。
2GBの海外ローミングは長期の海外旅行には物足りなさを感じますが、ホテルのWi-Fiとの組み合わせや月跨ぎ、短期海外旅行など旅行スタイルなどでぴったりな料金プランです。
渡航先でプリベイトSIMを購入する
到着ロビーをでると現地の通信会社が旅行者用のプリペイドSIMを販売しています。
国によっては7日間で10GB、1,000円以下で手に入れることもできます。
現地のSIMを使用するためにはSIMフリーのスマホが必要で、プランを選び料金を支払うとショップ店員が設定まで行ってくれます。
AmazonでもプリペイドSIMが販売されているので、自分で設定できる方は渡航前の購入がオススメです。
海外Wi-Fiをレンタルする
モバイルルーターをレンタルしてスマホをWi-Fiで接続します。
メリットとしてはパソコンを含め複数台のデバイスを同時接続できるため、グループで行動する人にオススメな海外通信方法です。
GLOBAL Wi-Fiのハワイ4Gレンタル料金について
データ量 | 料金 |
---|---|
300MB | 970円/日 |
600MB | 1,270円/日 |
1.1GB | 1,470円/日 |
無制限 | 2,170円/日 |
スマホの設定もそのままで「海外ローミングをオフ」にすれば、高額請求されるリスクはありません。
海外Wi-Fiのデメリットとして、300MBでも970円/日と割高な料金体系。
長期の旅行になれば請求も高額になるため、二人程度の海外旅行であればahamoや楽天モバイル、渡航先のSIMでの契約がお得です。
海外Wi-Fiは出発する空港で当日契約も受け付けていますが事前に申し込みをしておくとお得に海外Wi-Fiを利用できます。
- オンラインで申し込む
- 空港でルーターを受け取る
- 帰国後、空港の備え付けのポストに返却
海外Wi-Fiでレンタルしたルーターを破損、紛失した場合、弁償になります。
GLOBAL Wi-Fiでルーター本体を紛失した場合、最大15,000円の弁済費用が発生します。
海外Wi-Fiを利用する際は補償パックなどの加入を検討しましょう。
\空港で受け取り・空港で返却 /
海外での通話について
日本の通信プランで海外において通話する時は、発着信に関わらず国際料金が発生します。
アメリカ滞在中の国際料金について
発信する場合(アメリカから発信) | 着信 | |||
アメリカ国内 | 日本へ | その他の国 | ||
音声通話 | 125円/分 | 140円/分 | 265円/分 | 175円/分 |
ソフトバンクの「アメリカ放題」はアメリカ国内、日本への通話は発着信関わらず無料です。
LINE通話を活用
海外滞在中はLINE電話がオススメです。
LINE電話はデータ通信ができる環境であれば通話料は発生しません。
モバイル通信ができない環境でもWi-Fiが利用できる環境であればLINE通話はできます。
海外ローミング テザリングについて
日本の通信プランで海外ローミングをしても渡航先でSIMを手配しても、多くのプランは海外ローミングを利用できます。
タイでahamoのテザリングを使用しても追加料金なし!
海外のWi-Fiは日本のサイトにアクセスできないケースや、不特定多数の人が利用するWi-Fiはセキュリティ面でリスクがあります。
海外で日本のサイトにアクセスできない場合、テザリングで接続しみるとアクセスできました。
海外のWi-Fiは不安定でセキュリティ面でも不安定なので、パソコンを利用する人はテザリングをする前提で考えた方が良さそう。
海外 スマホ利用での注意点
海外でスマホ取り扱いの際の注意点をご紹介します。
海外で日本国内と同様にスマホを利用していると高額なスマホの利用料が請求されることがあります。
通話料に注意
定額制の海外ローミングの契約をしていも滞在国内への電話でも1分間に100円以上の通話料が発生します。
注意したいのは着信の通話でも1分毎に通話料金が発生するため、電話アプリでの通話は控えましょう。
無闇にスマホを取り出さない
渡航先では歩きスマホや外出先でのスマホの露出は控えましょう。
特に南米や一部の東南アジアではスマホのひったくりが多発しています。
Apple Watchなどを装着していてもヒッタクリの対象になる場合があるので渡航先の治安状況を理解しておく必要があります。
スマホの盗難被害に遭遇した場合、海外旅行保険の保障対象になるケースがあります。
警察への被害届など必要なケースもあるので被害にあった際は保険会社に確認しましょう。
常時接続のアプリには注意
スマホには起動中にデータ通信が発生アプリや通知でデータを消費するがアプリがあります。
常時データ通信をしているアプリでは「常時接続をOFF」にしたり、GPSを使用するアプリは使用しない時にはアプリを完全に閉じましょう。
MAPアプリは常時データ通信を接続しているため、裏でデータ通信をしているケースがあります。
アプリの管理をしてデータ消費を抑えましょう。
データ制限に注意
データ容量に制限があるプランを使用する場合はデータ超過によるデータ制限に注意しましょう。
海外での情報収集は主にスマホになります。
外出先でデータ超過による速度制限がかかってしまった時には、電車さえも乗れないことも考えられます。
モバイル通信ができないとデータチャージもできないので、データ残量を気にしながら行動しましょう。
Wi-Fiが接続できる所はWi-Fiで接続して、データ消費を抑えるように心がけてください。
SIMを差し替えた場合、日本の電話番号は着信不可
渡航先で現地のSIMと日本のSIMを差し替えた場合、日本の電話番号への着信やSMSを確認することができません。
搭乗予定の飛行機が遅延通知は登録したSMSに送られてくるケースもあるため、空港に到着するまで気づかないこともあり得ます。
iPhoneにはeSIMとSIMカードの2つの電話番号を書き込めるデュアルSIM機能が搭載されています。
SIMカードを日本の電話番号で使用して、eSIMを現地のSIMを登録すれば日本の電話番号を活かしたまま渡航先のデータ通信を利用できます。
タイでahamoと楽天モバイル 海外ローミングを使ってみた
海外で(タイ)で「ahamo」と「Rakuten最強プラン」、「現地SIM」を使ってみました。
結論、海外旅行で使い勝手が良い通信プランは「ahamo」です。
- 楽天モバイルの2GBでは足りない
- 海外SIMは通信品質が不安定
- ahamoは最大20GBで良質な電波を選択する
両プラン共、渡航前に海外ローミングの設定を行っただけで、タイに入国後スマホの電源をONにしたただけで、海外ローミングを使用できました。
海外(タイ)でahamoを実際に使ってみた
タイに到着して電源を入れるとSMSで「海外利用の案内」を受信し、海外ローミングが利用できます
ahamoアプリのデータ管理に飛行機のマークが表示されて、日本国内で消費したギガと海外ローミングで使用したギガを合算したデータ量が表示されます。
タイでは、現地の通信会社「TRUE」の電波を利用して通信が行われ、5G通信も利用できます。
テザリングも可能で、楽天モバイルや現地のSIMカードよりも快適に通信できました。
もちろん請求は基本料金の2,970円だけ
発着信関わらず海外で発着信すると国際料金が発生するため、電話の使用は避けましょう。
海外(タイ)で楽天モバイルを実際に使ってみた
楽天モバイルはmy楽天モバイルから「海外ローミング(データ通信)」をONにする必要があります。
現地に到着したらスマホの電源を入れるとSMSで「海外利用の案内」を受信し、データ通信を行えます。
ahamoはタイの通信会社「TRUE」の5G通信に対して、楽天モバイルは「TRUE」の4G通信のみでした。
同じTRUE回線を使用していても楽天モバイルの通信が遅く、海外ローミングの2GBでは物足りない印象です。
タイに滞在中、楽天モバイルの海外ローミングは5G通信に切り変わることはありませんでした。
SNSをチェックすると楽天モバイルは他国でも4Gにならない報告をされているので、通信会社同士の契約上、通信形態が異なっているのかと考えられます。
同行者のサブの通信手段として楽天モバイルは有効に感じますが、一人旅や2GBの海外ローミングには物足りなさを感じます。
海外 スマホ通信はズバリ【ahamo】と現地のプリペイドSIM
海外旅行でオススメのスマホ通信方法はスバリ「ahamo」と「現地プリペイドSIM」です。
ahamoがオススメな理由
- 追加料金なし
- 設定は「海外ローミングON」だけ
- 最大20GBの海外データローミング
渡航月に日本国内で使用したデータ容量と海外で利用したデータ容量が20GB以内で利用できます。
海外で20GBを使い切って帰国しても、日本国内の速度制限は最大1Mbpsとデータ通信が可能な通信速度です。
渡航前に日本国内で20GBのデータ容量を使い切ってもahamo大盛りを追加することで20GBの海外ローミングが利用できます。
入国してスマホの電源入れれば、そのまま使えます。
- SMS、通話はdocomoの海外通信が適用されます
- 海外滞在期間が連続して15日以上経過すると最大通信速度が128Kbpsに制限されます。
現地プリペイドSIMがオススメな理由
渡航先にもよりますが海外でプリペイドSIMの調達がコスパ良くててオススメです。
- 日本通信プランの海外ローミングよりも安い
- プリペイドSIMの電話番号のため電話料での高額請求のリスクがない
日本で契約していたSIMを抜いて現地のSIMを差し替えれば、日本で使用していた通信会社のデータ通信、通話を使用することはないため確実に高額請求を避けることができます。
SIMを差し替えた場合、日本で使用していた電話・SMSは利用できません。
LINEは使用できます。
現地のSIMに差し替えた場合、日本の電話番号に着信されても相手側には「電波が入らない場所にあるか電源が入っていないため繋がりません」とアナウンスが流れるため注意しましょう。
アメリカやヨーロッパ、シンガポールなどの先進国ではプリペイドSIMの方が高いケースもあります。
事前にAmazonで渡航先のSIMを購入した方がお得なケースもあるのでチェックしましょう。
海外でのスマホのおすすめ活用法
外国が話せなくても海外では、スマホがあればどうにかなってしまいます。
- 翻訳アプリ
- MAP・乗換案内
- 現地情報の検索
- タクシー配車サービス
空港に到着したらGoogleやMapでホテルや目的地までのルートを検索すれば乗車駅と下車駅を案内してくれます。
タクシーを利用する場合でも、UBERやGRABなどの配車アプリを使用すれば目的地までの料金も表示されるのでボッタクられる心配はありません。
現地の人とのコミュニケーションも翻訳アプリがあればどうにかなります。
英語もわからない僕がスマホ1台で海外を頻繁に旅しています!
「海外ローミング」についてよくある質問
「海外ローミング」についてよくある質問をご紹介します。
海外でのスマホ利用のポイント
海外でスマホを利用するには日本国内の通信プランから、渡航先でSIMを手配して通信する方法があります。
日本の通信プランで海外ローミングを使用しても現地の通信会社を介して通信します。
- 日本の通信会社(海外ローミング契約)
- 海外通信プランが含まれる
- 海外Wi-Fi
- プリペイドSIM
docomoやau、SoftBankでも海外ローミングを申し込めば1日定額で使い放題のプランが用意されています。
5泊7日の海外旅行で1日使い放題を利用すると約5,000円(980円*5日)と割高に感じます。
プリペイドSIMやWi-Fiレンタルも申し込みや設定など手間がかかるので、自信がない人は基本プランに海外ローミングが含まれているahamoや楽天モバイルがオススメです。
海外に到着したら電源を入れれば現地の電波を拾ってデータローミングが行えてストレスフリー。
ahamoはドコモ回線だから99.9%の人口カバー率と品質の高いデータ通信で月額2,970円はお得です。
旅の同行者や旅の日数でオススメ通信スタイルは異なってきます。
下記一覧を参考にしてください。
キャリア | 通信プラン込 | 現地SIM | 海外Wi-Fi | |
---|---|---|---|---|
主な通信会社 | docomo au SoftBank | ahamo 楽天モバイル | 各国の通信会社 | イモトのWi-Fi GLOBAL Wi-Fi |
メリット | そのまま使える 定額 | 追加料金なし 申し込み不要 | 国によって最安 | 複数台接続可 PCにも対応 |
デメリット | 割高 申込みが必要 | カスタマイズ不可 | 渡航先スタッフと やり取りする | データ制限がある ルータの保証責任 |
ご自身にあった通信プランを選択してください。