Apple Watch 海外に持って行って使える機能とデメリット

海外旅行にApple Watchを持っていっても充電やApple Watch自体を使えるか疑問に感じます。

結論、GPS機能(iPhoneの通知や操作する機能と)しては利用できます。

Apple Watch Cellularモデルのサービス、Apple Watch通信サービスは通信会社によって異なります。

多くの人は海外ではApple WatchをGPSモデルとして使用することになりますが、GPSモデルでも十分に旅のサポートをしてくれます。

Apple Watch 海外で便利な機能
  • MAP
  • Siriでの翻訳
  • ヘルスメーター

本記事では海外でApple Watchの便利な使い方と使用上の注意をご紹介します。

目次

Apple Watchの海外での設定方法

Apple Watchで海外で利用するための設定は特にありません。


Apple Watchを海外で利用する際の特別な設定は必要ありません。

iPhoneが海外の目的地で現地ネットワークをキャッチし、GPSを通じて位置を検出すると、自動的にその地域の時刻に調整されます。

この時刻調整はiPhoneと連携して行われるため、Apple Watchの時刻も同様に自動調整されます。従って、海外へ行く際にApple Watchに特別な設定を施す必要はありません。

Apple Watch日本時間表示について

Apple Watchで自動的に現地時刻が表示されることは理解しましたが、日本にいる家族や知人に連絡する際には、日本の時間も把握しておきたいですよね。

Apple Watchの文字盤やウィジェットを利用して、日本の時間を簡単に確認できる設定方法をご紹介します。

  • Apple Watch 待ち受けに日本を設定する
  • ウィジェットに世界時計で日本を設定する

Apple Watchのコンプリーションに「日本を設定」

Apple Watchのコンプリーションの待受画面の機能に世界時計の「東京」を設定します。

タップする手間が発生しますが、1アクションで指定した世界時計を確認できます。

Apple Watch ウイジェットに世界時計を設定する

Apple WatchのDigital Crownを回すと登録していたウィジェットが表示されます。

Apple Watch9とApple Watch Ultra2は指先をタップするスマートスタックでウィジェットを呼び出せます。

海外旅行はわくわくするものですが、Apple Watchの設定を間違えると、不便を感じることがあります。

ここでは、海外でApple Watchをスムーズに使うための設定方法について詳しく説明します。

ネットワークに接続しないと自動的に時間は修正しません。

海外でのApple Watchの便利な機能

海外でApple Watchを実査に使用して便利だった機能を紹介します。

Apple Watchの便利な機能
  • MAPとナビゲーション
  • トランシーバー機能
  • 健康管理機能
  • Siriで翻訳

全てApple Watchに標準搭載されており、前回の海外よりも格段に旅の質が楽になりました。

マップとナビゲーション

海外でのApple Watchのナビゲーション機能は便利です。

海外は日本のように道が整備されておらず、運転も荒く危険です。

歩きスマホをしていると事故に遭遇したり、iPhoneを引ったくられる可能性があります。

行き先を設定すればApple Watch上の地図にルートが表示されます。

曲がる手間にはバイブで知らせれくれるのでApple Watchのナビ機能は重宝します。

タイでMAPのナビ機能を使用したときにGPSの反応がイマイチでした。
Apple WatchやiPhoneの問題ではなく、バンコクなどビルが立ち並ぶところではGPS機能の精度が落ちると考えられます。

トランシーバー機能

Apple Watch同士の通信での音声交換であれば、iPhoneが手元になくてもとApple Watchで音声を交信することができます。

「LINE電話を使えば良いじゃん」って思うかもしれませんが、iPhoneを取り出す手間があります。

Apple Watchのトランシーバー機能はiPhoneが通信できる状態であれば、距離関係なく更新できるメリットがあります。

細かい音声やり取りにはApple Watchのトランシーバー機能が便利です。

健康管理

Apple Watchは血中酸素や心拍数を測定機能が装備されていることから、Apple Watchが体の異常を通知してくれます。

何度もお酒の飲み過ぎで心拍数の異常を通知してくれたよ

また、Apple Watchの歩数計はiPhoneの歩数計と比較しても正確な数値を計測してくれます。

旅行の歩数計の確認も楽しみだったりする

Siriで翻訳

Apple Watchで海外で役に立った機能はSiriによる翻訳機能です。

iPhoneを取り出さなくても

Hey Siri 「チェックアウトの時間は何時ですか?」を英語に翻訳してください。

と話しかけるだけで翻訳してくれます。

iPhoneがモバイル通信できる環境である必要はありますが、iPhoneを取り出さずして翻訳してくれる機能は便利です。

Apple Watch Cellular機能が使える通信会社

Apple Watchモバイル通信に加入で海外ローミング契約をしている通信回線は海外でもApple Watchモバイル通信サービスを利用できます。

SoftBankApple Watchモバイル通信サービス
auナンバーシェア

SoftBank、auでもApple Watch通信サービスが対応していない国もあります。

Apple Watch通信サービスの対応国は通信会社各社のページをご確認ください。

海外で使用したApple Watchの通信費、通話料はスマホの料金に反映されます。

特に通話などはiPhone、Apple Watchの発着信に関わらず着信でも通話料が発生するので注意が必要です。

データ通信も海外ローミングの定額プランの加入して、高額請求を回避する対策を行なってください。

ahamoを含めたdoocmoの通信プラン、Rakuten最強プランはApple Watch通信サービスに加入していても海外では利用できません。

SoftBank アメリカ放題について

SoftBankのアメリカ放題は米国間または米国から日本の通話料、データローミング共に使い放題です。

Apple Watchモバイル通信サービスも使い放題対象です。

海外でのApple Watch使って感じたメリット

海外でAppple Watchを使ったメリットをご紹介します。

「iPhoneを探す」機能が便利

海外でiPhoneの行方がわからなくなるヒヤっとしますよね。

大体はバックの奥に入ってしまってことが多いですが、無作為に探すよりもApple Watchの「iPhone探す」を押せば音と光でiPhoneの場所を知らせてくれます。

AppleWatchの「iPhoneを探す」で反応しない時はiCloudやMacでiPhoneの所在地を探索を利用しましょう。

安全対策としての利用

海外でもApple Watchの「緊急SOS」機能は利用できます。

「緊急SOS」機能についてはApple Watch Cellular機能であれば通信契約をしていなくても渡航先の緊急通報サービスに接続されます。

GPSモデルについてはApple Watchの接続範囲内にiPhoneが必要です。

海外の見知らぬ土地で緊急事態が発生してもApple Watch(iPhone)のGPS機能で所在地を知らせてくれます。

さらに、位置情報サービスを使って、家族や友人に自分の現在地を共有することもでき、旅行中の安全を確保することができます。

非接触型決済(Apple Pay) etc


海外で非接触型決済が可能な店舗では、Apple Payなどの電子決済サービスが使用できます。

Apple Watchを使った非接触型決済は目の前で決済が行われる為、スキミングなどのリスクが軽減されます。

非接触型決済を利用することで、現金やクレジットカードを使用するよりもスムーズに買い物を楽しむことができる利点があります。

Apple Watchの機能についてはApple Watchの種類と機能を紹介 生活が変化する機能満載で解説しています。

Apple Watch 海外で使用するデメリットと注意点

Apple WatchやiPhoneは海外では高価な製品として市場に流通していません。

海外でApple Watchを利用する注意点について解説します。

海外での充電問題

海外での充電では、プラグの形状や電圧の違いで日本ACアダプタの形状では利用できない可能性があります。

Apple WatchやiPhoneは世界で販売されているため、ケーブルだけ持っていき現地でアダプタを調達すれば充電できます。

タイでは画像のような電源プラグになっています。
日本で使用しているACアダプタでも挿入できてしっかり充電されます。

iPhoneとApple Watchは世界共通の電圧に対応しているため充電はできます。

画像のようにタイのプラグは形状が異なっていても日本のコンセントが挿さる国もあるので変換プラグを用意する必要はありません。

日本の観光客が多く訪れる国のホテルによって、日本のコンセントに対応している場合もあります。

私が訪問した国で日本のプラグが利用できた国をご紹介します。

  • ハワイ
  • タイ
  • タイ
  • ベトナム
  • インドネシア

渡航前に日本のプラグが対応しているかチェックしましょう。

アダプタはiPhoneと合わせて充電できるように2ポート装備されたACアダプタがオススメです。

また、純正の充電器を持ち歩くにも紛失リスクもあるため、Amazonで販売しているサードパーティ製の充電器を持っていると便利です。

純正の充電器は高額のため(4,780円)

強盗に注意

東南アジア、南米、ヨーロッパなどでは、iPhoneを含むApple製品の盗難や強盗が頻発しています。

そのため、公共の場でのスマートフォンの使用は、犯罪のターゲットになるリスクがあります。

例え歩きスマホをしていなくても、Apple Watchを装着しているだけで、持ち主がiPhoneを所持していると推測されることがあります。

海外への渡航時には、訪問先の国の状況を考慮し、Apple Watchの使用を控えることも検討しましょう。

ホテルでの滞在中も、ルームクリーニングの際にApple Watchが盗まれる可能性があるため、パスポートと同様に貴重品の管理には十分注意が必要です。

海外旅行をする際には、盗難に備えて海外旅行保険への加入を推奨します。

Apple Watchの充電器について

Apple Watchの充電器を持ち運ぶにはコードが邪魔で持ち運びに不便に感じませんか?

海外旅行に限らずApple Watch用のモバイルバッテリー、充電器を用意しておくと便利です。

Magsafe式の充電器

上記の充電器はApple Watch(AirPods)のワイヤレス式とiPhone対応のMagsafe充電器です。

AC電源やモバイルバッテリーから給電は必要になりますが、Magsafe式充電器があればApple WatchとiPhoneの充電が同時にできます。

Apple Watch 海外利用でよくある質問

タイの電源からApple Watchの充電はできますか?

日本で使用しているACアダプタ、ケーブルで充電できます。

docomoのワンナンバーサービスを契約しているけどApple Watchは海外で使えますか?

海外では「ワンナンバーサービス」などのApple Watchモバイルサービスは利用できません。

Apple Watch GPSモデルを持っていく意味はありますか

iPhoneの操作、通知機能として活躍してくれます。
iPhoneを通してMAP・ナビ機能としても便利です。

海外でApple Watchを購入しても保証は受けられますか?

Apple Storeはじめ正規販売ルートからの購入は保証対象範囲内です。

【まとめ】海外旅行のサポートとして便利なApple Watch

海外ではiPhoneが通信状態になるとApple Watchの時刻を自動的に設定してくれるため、GPSモデルとして利用できます。

Apple Watch 海外活用方法
  • 時計
  • iPhoneとの連携
  • MAPナビ
  • 翻訳
  • 緊急SOS通知機能

海外でApple Watchを使用する時は盗難や強盗に遭遇するリスクもあるため、渡航先の情勢からiPhone・Apple Watchの使用を控えることも検討する必要があります。

Apple Watchは旅行をサポートしてくれる便利なアイテムです。

Apple Watchを活用して効率的な旅を楽しんでください。

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この記事を書いた人

元通信会社勤務のショップ店員です。
docomo,au.SoftBankはもちろん、ahamo、楽天モバイルなどの通信プランを一通り使用してきました。
各プランの使用経験から特徴とデメリットの体験レビューを発信し、お得な通信プランとスマホ情報を発信していきます。

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