楽天モバイル 固定回線化できる テザリングでも、そこそこ使える

自宅に固定回線（光回線）の代わりに楽天モバイルのテザリング代わりになるか疑問に感じます。

結論、ネットサーフィンやネットショッピング、テキストベースのオンライン作業では全くストレスは感じません。

通信環境や通信エリアで通信品質は異なります。

楽天モバイルは初期費用、解約違約金は０円なので、固定回線化を検討している人はとりあえず導入してみることを推奨します。

＼楽天モバイル 月額3,278円でデータ無制限／

Rakuten最強プランの料金体系

Rakuten最強プラン 料金
	1GB	〜20GB	20GB〜
月額料金	1,078円	2,178円	3,278円
通話料金	30秒/22円
15分かけ放題	1,100円

楽天モバイル 固定回線代わり 動画ストレスなしレベル

基本料金1.078円/3GBでデータ使い放題でも最大3.278円と、ライトユーザーにもテザリングを利用する人にもお得なRakuten最強プラン。

Rakuten最強プランを使っていて思うことは…

一人暮らしやパソコンで動画編集などを行わない人にとって楽天モバイルの固定回線代わりになります。

楽天モバイルを固定回線代わりに使用してわかった使用感をご紹介します。

動画視聴もストレスなし

Rakuten最強プランのSIMが挿さったスマホをテザリングして、パソコンでYouTubeやPrime Videoを視聴しても途切れることなく視聴できます。

ただし、動画サイトやオンラインゲームはもたつきがあり光回線に慣れている人はストレスを感じると思います。

テザリングでパソコンとスマホを3台程度であればテザリングで問題なく利用できるレベルです。

時間帯で回線速度が変動するので、常に安定していないので注意が必要です。

通信制限なしで無限に利用が可能

SoftBankやauのテザリングは30GB/月までと制限があります。

	無制限プラン	テザリング
楽天モバイル	3,278円	無制限
docomo	4,928円	無制限
au	4,928円	30GB
SoftBank	4,928円	30GB

Rakuten最強プランは、どれだけテザリングをしても速度制限などはありません。

通信が混み合う時間帯では速度が低下しますが、日中や深夜など利用者が減少する時間帯には安定しています。

固定回線で重要な速度制限は問題ありません！

オンラインゲームや大量にデータ送受信をするなら光回線の導入を検討して見てはいかがでしょうか。

光回線がダウンしてもテザリングで代用できる

稀に光回線がダウンしてインターネットに接続できないトラブルに遭遇するケースも考えられます。

光回線がダウンしても楽天モバイルのテザリング機能を使用すれば、ネットに接続に困ることはありません。

ahamoやLINEMO、UQ mobileなどの通信プランはギガの上限があり、プラン変更しても翌月からの適用になります。
Rakuten最強プランは無制限だから不測な事態でも、テザリング含めて光回線の代用としても利用できて便利です。

楽天モバイル 5G掴めば光回線以上も

楽天モバイルの5Gの電波を掴めば、光回線以上の200Mbpsも可能です。

5Gエリアは限定的ですが、2024年6月にプラチナバンドの運用も開始されたため5Gエリアの拡大も期待できます。

光回線の導入を検討している人は、楽天モバイルを導入してテザリングを試してみてはいかがでしょうか。

5Gでデータ通信をすると4Gでデータ通信した量の2.5倍程消費します。

Rakuten最強プラン 最大3,278円の月額料金

Rakuten最強プランは使い放題、上限なしで3,278円のコスパの良さ。

光回線を導入せずRakuten最強プランでスマホと固定回線を合わせれば、年間36,000円以上の節約が可能です。

	楽天モバイルのみ	光回線契約
Rakuten最強プラン	3,278円	1,078円/3GB
光回線	–	5,200円
月合計	3,278円	6,278円
年間	39,336円	75,336円
		+36,000円

光回線はNURO光とRakuten最強プラン3GBを想定。

一人暮らしで毎日数時間程度のテザリングであれば楽天モバイルで十分です。

二人以上の家庭で一人のスマホをテザリングで使用している場合、テザリング用のスマホの持ち主が外出した場合、自宅で使用できなくなるデメリットがあります。

二人以上の家庭ではテザリング用に楽天モバイルを契約しても、光回線よりも低価格に抑えられます。

楽天モバイル 光回線・固定回線代わり　テザリング注意点

時間帯によって速度が変動する。

楽天モバイルはモバイル通信のため天候や回線の混雑状況で通信速度が変動します。

特に通勤時間帯やお昼、帰宅時間の時は回線が混み合うため速度が低下します。

常に安定したデータ通信を求めるなら光回線がオススメです。

テザリングの場合、スマホに負担がかかる

楽天モバイルで固定回線化の親機にスマホのテザリングにすると、スマホが発熱して機能が制限されたりWi-Fiが切れるなどのトラブルが発生します。

また、バッテリーの消耗が激しく頻繁に充電することになります。

長くテザリングを使用しているとスマホのバッテリーの寿命が短くなり、スマホのメンテナンスも必要になってきます。

光回線の方が良いケース

通信エリアや通信環境によって楽天モバイルよりも光回線の方がいいケースがあります。

光回線環境の方が良いケースについてご紹介します。

パソコン中心にネット接続をする

パソコンを中心にネット接続を検討している方は光回線の方がオススメです。

テザリングやモバイルルーターは電波で通信をしているため、天気や他のユーザーの利用状況で通信が安定しません。

エリアによって異なりますが、楽天モバイルのテザリングは他社と比較しても高速で安定しています。

しかし、発展途上の通信プランのため障害も発生しやすいです。

楽天モバイルのメイン通信がパソコンの場合、光回線の方がオススメです。

動画、画像編集・オンラインゲームは光回線がオススメ

楽天モバイルを固定回線として利用することも可能ですが、動画や画像の編集、オンラインゲームなどの高帯域幅と低遅延を必要とする用途には、光回線を推奨します。

光回線は安定した高速通信を提供し、データのアップロードやダウンロード速度が速いため、大容量ファイルの処理やリアルタイムのオンラインプレイに最適です。

また、光回線は遅延が少ないため、オンラインゲームでのラグを最小限に抑えることができます。

複数端末でWi-Fi同時接続する人は光回線がオススメ

楽天モバイルの固定回線化は便利ですが、家族全員で複数の端末を同時にWi-Fi接続する場合、光回線を利用する方が適しています。

光回線は大容量のデータ通信を高速度で処理できるため、同時に多くの端末が接続しても速度が低下しにくいです。

また、光回線は安定性が高く、ビデオ通話やストリーミングサービスなども快適に利用できます。

特に在宅勤務やオンライン学習をしている家庭では、光回線の方がストレスなく利用できるでしょう。

オススメの光回線

	楽天ひかり	NUOR光	BIGLOBE光
基本工事費	16,500円	44,000円 ※37ヶ月利用で実質無料	7,600~18,000円 ※36ヶ月利用で実質無料
ルーター	自己購入	無料	1年間：無料 13ヶ月目以降：550円/月
事務手数料	1,800円	3,3000円 ※申し込み特典で無料	1,100円〜3,300円
月額料金（戸建）	4,800円	5,200円	4,980円
月額料金（マンション）	3,800円	2,090円〜2,750円	4,378円
キャンペーン	1年間/2,000円引き	980円/1年間	45,000円キャッシュバック or 1年間 月額料金980円
解約違約金	1ヶ月分 更新月から3ヶ月は無料	3,740円〜 更新月から3ヶ月は無料	2,000円 更新月から3ヶ月は無料
撤去工事費用	0円〜	0円〜	0円〜
	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る

注意が必要な項目は、解約時に解約違約金と光回線設備の撤去工事費用と初期工事費用の残債が請求される場合があります。

更新月に解約すれば解約違約金は発生しません。

光回線の乗り換えは光回線会社が解約違約金、撤去費用を負担してくれるケースもあります。

テザリングで使う端末

楽天モバイルを固定回線化する上でSIMを挿入する端末が必要です。

楽天モバイル 固定回線化端末 スマホ（テザリング）

スマホにはテザリング機能が搭載されています。

スマホのテザリング機能は通信費はスマホのみで、端末を購入する必要がありません。

ただし、バッテリーの消耗が激しく通信が安定しないデメリットがあります。

また、携帯電話として使用しているスマホをテザリングとして使用する場合、テザリングのスマホを持って行かれると自宅の他デバイスが利用できなくなります。

楽天モバイルのテザリングは一人暮らしか、テザリング用の回線とスマホを用意するなどの使用方法があります。

Wi-Fiルーター

Wi-Fiルーターは、インターネット接続を複数のデバイスに無線で提供する端末です。

主な特徴は持ち運びが出来て同時にインターネットに接続できることです。

Wi-Fiルーター端末は楽天モバイルからも提供されていますが、4G端末のため速度は期待できないため社外品の利用を推奨します。

オススメWi-Fiルーターは5Gに対応した「「富士ソフト+F FS050W」です。

ホームルーター

楽天モバイルを固定回線化する上で、安定しているホームルーター。

楽天モバイルもホームルーター「Rakuten Turbo」が販売されていますが、月額4,840円で専用端末も41,580円と割高です。

楽天モバイルで固定回線化を検討しているなら、Amazonや楽天でホームルーターを購入して「Rakuten最強プラン」のSIM利用することで「高速」+「コスパ良し」のホームルーターが完成します。

オススメホームルーターはWiMaxでも使用されている「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」です。

「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は楽天モバイルにも対応しており、5Gで300Mbps以上の高速通信が可能です。

楽天モバイル 固定回線化 通信速度速度について

楽天モバイルは電波のため、エリアや天候によって通信速度が安定しません。

5G対応エリアでホームルーターを使用でダウンロード速度が300Mbps以上の速度実績もあり、自宅前に楽天モバイルの5Gアンテナが建てば安定的な速度も期待できます。

Rakuten最強プランと他社を速度比較

Rakuten最強プランとdocomo・auの速度を比較してみましした。

	楽天モバイル	docomo	au
下り速度	47Mbps	66Mbps	29Mbps

電波が良好なエリアであれば楽天モバイルも他社キャリアも大きく変わりません。

Rakuten最強プラン テザリング通信速度

Rakuten最強プランのテザリングと速度測定してみました。

都内でも5G通信が行われるケースは限定的です。

iPhoneの時計部が緑に、Macのメニューバーに鎖マークの表示でテザリング接続が確認できます

速度測定はスマホ、テザリング測定共に50Mbpsと光回線に比べると速度は物足りなさを感じます。
しかし、安定的に50Mbpsの通信速度が計測されているため、ネットショッピングや動画視聴は問題なく利用できる品質です。

楽天モバイル 初期費用：解約違約金なし 試してみる価値あり

楽天モバイルは初期費用、解約違約金は一切発生しません。

契約月の解約または、使用実績の確認ができない場合「契約解除料」が発生する場合があります。

とりあえず自宅で楽天モバイルの電波が入るかを確認して、テザリングで使用感を確認してみることをオススメします。

現行iPhone、Android端末は１台のスマホに2つのSIMが利用できるデュアルSIM対応なので現在使っている電話番号をそのままに楽天モバイルを利用できます。

自宅で快適に楽天モバイルを使えたらホームルーターを用意すれば楽天モバイルの固定回線化が完成です。

楽天モバイル 対応エリア

2024年7月時点の楽天モバイルの通信エリアです。

MAP上では都心中心に5Gが普及しており、今後も5Gエリア拡大も期待できます。

橙色部分が5Gエリア

電波についてはスポット的に電波が弱く感じますが、繋がらないエリアは、ほぼありません。

「楽天モバイル固定回線化」について よくある質問

「Rakuten最強プラン」と「楽天Turbo」の違いはなんですか？

契約形態だけで通信品質は同じです。ホームルーターに「Rakuten最強プラン」のSIMを挿入すれば楽天Turboと同じ環境です。（ホームルーターのスペックで速度の誤差あり）

テザリングとホームルーターの違いはなんですか？

親機（ルーター）からの通信範囲と接続台数が異なります。
通信速度についても親機のスペックで左右されます。

楽天モバイルの固定回線と光回線の違いはなんですか？

楽天モバイルの固定回線化は工事なしで始められて引っ越しの時も手続きは必要ありません。
光回線は常に安定した通信速度を保つことができます。

まとめ【Rakuten最強プラン】 光回線・固定回線代わりにオススメ

たまにパソコンでネットを利用する程度であれば、「Rakuten 最強プラン」のテザリングで十分です。

Rakuten最強プランはスマホ、テザリング共にどれだけ使っても最大3,278円。

他社では30GBのテザリングの制限、スマホの通信では200GBを超過すると速度制限がかかる通信会社もあります。

Rakuten最強プランでは公式に使用データ量での速度制限はありません。

※非公表ですが楽天モバイルでは、1日の通信量が10GB超えると翌日まで速度制限がかかるとの噂があります。

Rakuten最強プランの特徴は【楽天モバイル】 Rakuten最強プラン 人口カバー率99％ デメリットはある？で解説しています。