「デュアルSIM」についてご存知ですか?
LINEMOや楽天モバイルの登場により、格安SIM並みの料金でキャリア品質の通信プランが増えてきました。
通信プランの低価格化が進み、「通信用と通話用」や「仕事用とプライベート用」といった形で、格安SIMを2台持ちする人も増えています。
格安SIMを2台持ちにするデメリットとして、スマホ端末を2つ用意する必要がありバッテリーの管理も大変になります。
そこでおすすめの格安SIMの2台持ちの方法は、1台のスマホに2つのSIMを挿入し、2つの電話番号とデータ通信を使い分けることです。
この方法なら、スマホ1台で通話用とデータ通信用を分けたり、仕事用とプライベート用の番号を持つことができます。
- データ通信と電話通信会社の使い分けでコスト削減
- 仕事用、プライベート用の電話を1台の端末で管理
- 海外旅行で日本の電話番号そのままに現地のSIMも使える
- メインSIMのデータ量が超過してもサブSIMのデータプランで通信
- 通信障害が起きてもサブ回線で通信、通話ができる
2023年現在、販売されている多くのスマホは、デュアルSIM対応。
iPhoneXS以降のiPhoneもデュアルSIMに対応しています。(nanoSIM + eSIM)
デュアルSIMを利用する事で通話は、「かけ放題が安いA社」、「データ通信は無制限のB社」などの組み合わせで年間4万円以上の通信料金が節約になるケースもあります。
本記事では、1台のスマホで2つの通信会社のSIMを書き込む、デュアルSIMのメリットとデュアルSIMにオススメな通信会社をご紹介します。
\Rakuten LINK・LINE通話で電話かけ放題/
デュアルSIMとは?
デュアルSIMとは1台のスマホに2つの通信会社のSIMを書き込むとで、1台のスマホで2回線のデータ通信と電話番号を利用できる機能です。
- 通信障害発生時に主回線と副回線を切り替えることで通信ができる
- データ通信と電話通信会社の使い分けでコスト削減
- 2回線契約だけど1台のスマホで済む
- 海外旅行で日本の電話番号でそのままに現地のSIMも使える
- 電波が悪い時にSIMを切り替えられる
通信障害の時に回線を切り替えて通信ができる
通信障害が発生すると、バーコード決済やQRコードが利用できなくなるトラブルが起こることがあります。
そんな時に便利なのが、デュアルSIM機能です。
スマホの設定からモバイル通信を切り替えるだけで通信回線を切り替えることができます。
スマホの設定でメインで使用する電話番号を選択し、サブ回線で発信したい場合は、電話アプリでSIMを選択することができます。
また、設定しているモバイル通信が圏外で接続できない場合、自動で切り替える設定も可能です。
大震災などの影響で複数の通信回線に障害が発生する場合、デュアルSIMを使用していても通信障害の影響を受ける可能性があります。
モバイル通信と通話 SIMを使い分けができる
データ通信と通話のSIMを使い分けて、通信、通話が安い通信プランを選択しコストを抑えることができます。
例えば通話は日本通信の合理的シンプル290プラン(1GB)で1,600円のかけ放題をつけて1,890円。
データ通信はRakuten最強プランにすれば1,087円/3GBと2,687円でかけ放題 + 4GBのデータ通信のプランができます。
Rakuten最強プランは3GB超えても20GBまで2,187円、20GBを超えても3,278円と低価格で高速通信と通信のストレスからも解放されます。
irumoやLINEMOなどの組み合わせもオススメだよ!
海外旅行で日本のSIMと併用しながら現地SIMも使える
海外旅行時にも、デュアルSIMは役立ちます。
日本のSIMカードと現地のSIMカードを同時に使用することで、通信費の節約や日本での連絡手段の確保が容易になります。
海外では、トラベラーズ向けのeSIMを利用することで、渡航先の通信をスムーズに利用できます。
さらに、日本で使用していたSIMも有効なため、日本国内からの連絡も逃さず受け取ることができます。
海外で使用できるSIMは、現地の空港やコンビニでも購入可能です。また、日本国内でもトラベラーズSIMが販売されているため、出発前に準備することもできます。
海外で日本の電話番号への発着信、SMSの送受信は国際料金がかかるため注意が必要です。
着信通話でも国際通話料が発生します。
デュアルSIMのデメリット
デュアルSIMのデメリットについてご紹介します。
- 2回線分のコストがかかる
- 同時に操作できない
- LINEは1アカウントのみ
SIMの組み合わせでコストがかかる
デュアルSIMを利用することで、通信環境の安定化や料金の最適化が可能ですが、運用方法によってはコストが増えるデメリットもあります。
Rakuten最強プラン | |
---|---|
LINEMO | 990円/3GB |
Rakuten最強プラン | 1,078円/3GB |
合計 | 2,077円 |
例えば、LINEMO ベストプランと楽天モバイルのデュアルSIMを組み合わせる場合、毎月2,077円のコストが発生します。
この運用では、まずLINEMOの3GBを消費し、その後楽天モバイルのデータを利用することで、効率よく通信費を抑えることが可能です。
しかし、LINEMOの3GBを使い切らなかった場合、楽天モバイルの基本料金(1,078円)が無駄になってしまう可能性もあります。
\デュアルSIM 2,077円から持てる組み合わせ/
デュアルSIMはスマホを同時に操作ができない
デュアルSIMは、1台のスマホで2回線を利用できる仕組みですが、2台のスマホを同時に操作することはできません。
一方で、2台のスマホを持っていれば、片方で通話しながらもう一方を操作することが可能です。
さらに、2台持ちなら、1台のスマホがバッテリー切れしてももう1台で対応できるというメリットがあります。
複数のスマホを同時に使いたい人には、スマホ2台持ちがおすすめです。
LINEは1アカウントのみ
デュアルSIMを使用しても、LINEのアカウントは1つしか持てません。
ただし、Androidスマホでは「ツインアプリ」機能を利用することで、1台のスマホで2つのLINEアカウントを運用可能です。
一方、iPhoneではツインアプリのような機能がないため、1台で2つのLINEアカウントを持つことはできません。
- スマホを2台持ち
- Androidスマホでツインアプリを使用する
1台のスマホで2回線 もしもの通信障害に対応
利用している通信回線で通信障害が発生した場合、LINEやネットも全く使用不可になります。
PAYPAYなどのバーコード決済が主流になった昨今、現金を持ち歩かない人も存在します。
通信会社の通信障害はデュアルSIMでSIMを切り替えれば、スマホの使用に困ることはありません。
モバイル決済を多用しているひとはデュアルSIMの利用をお勧めします。
デュアルSIMのSIMは別な通信会社を選択しないと、通信会社による通信障害対策には意味はありません。
デュアルSIMで必要な物
iPhone XRの発売以降、iPhoneやAndroidを問わず、多くのスマートフォンがデュアルSIMに対応するようになりました。
- デュアルSIM対応スマホ
- SIM1
- SIM2
SIMカードとeSIMの両方に対応したスマホもあるため、デュアルSIMを検討する前に、ご自身のスマホがどのSIMに対応しているか確認することが重要です。
SIM
SIMにはSIMカードとeSIMがあります。
SIMには「SIMカード」と「eSIM」の2種類があります。
iPhone XR~iPhone 12は「SIMカード + eSIM」のデュアルSIM対応ですが、iPhone 13以降は「SIMカード + eSIM ×2」に対応しており、eSIMを2つ設定することも可能です。
SIM1 | SIM2 |
---|---|
SIMカード | SIMカード |
SIMカード | eSIM |
eSIM | eSIM |
通信プランを申し込む際は、対応するSIMの種類を確認し、該当するSIM(SIMカードまたはeSIM)を選択してください。
SIMカードの再発行には費用がかかる場合があるため、SIMカード対応のスマホを使用する場合は、初回はSIMカードを選択するのがおすすめです。
デュアルSIMに対応したスマホ
2024年に販売している多くのスマホはデュアルSIMに対応しています。
iPhoneはSIMカードとSIM情報をスマホ本体に書き込むデュアルSIM、Google PixelやSAMSUNGのGalaxy、Oppoなどのミドルスペック以上のスマホはデュアルSIMに対応しています
eSIMに対応していない通信プランもあるため、SIMの組み合わせに注意が必要です。
SIM1 | SIM2 | |
---|---|---|
iPhoneXR 以降 | SIMカード | eSIM |
iPhone13 以降 | SIMカード | eSIM * 2 |
GooglePixel3a 以降 | SIMカード | eSIM |
AQOS Sense | SIMカード | eSIM |
Galaxy S24 | SIMカード | eSIM |
Oppo Reno9A | SIMカード | eSIM |
デュアルSIM機能を利用するにはSIMロックが解除されたスマホが必要です。
2020年9月30日以前にキャリアで販売されたスマホはSIMロックがかかっている可能性があります。
SIMロック解除はスマホを購入した通信会社でSIMロック解除ができます。
eSIMに対応していないMVNO(格安SIM)もあるので、契約時に確認をしましょう。
デュアルSIMの組み合わせ
デュアルSIMを使用する際は、異なる通信会社のSIMを組み合わせることが推奨されます。
同じ通信会社のSIMを2枚使用すると、通信障害時に両方の回線が影響を受ける可能性があるため、リスク分散のためにも異なるキャリアを選ぶのが理想的です。
例えば、ahamoとirumoをデュアルSIMで利用している場合、どちらもドコモ回線を使用しているため、ドコモの通信障害が発生すると、両方の回線でデータ通信ができなくなる可能性があります。
縦軸のプランは同じ通信回線を使用
docomo | au | SoftBank | 楽天モバイル | |
オンライン専用 | ahamo | povo | LINEMO | Rakuten最強プラン |
サブブランド | irumo | UQ mobile | Y!mobile | – |
MVNO | mineo | mineo | mineo | – |
IIJmio | IIJmio | – | – | |
– | NUROモバイル | NUROモバイル | – | |
イオンモバイル | イオンモバイル | – | – |
- MVNO(格安SIM)について
- IIJmioやイオンモバイル、NUROモバイルなどのMVNOは通信キャリア(doocmo/au/SoftBank)を選択できます。
UQ mobile(au回線)、LINEMO(SoftBank回線)のように異なる通信回線を選択します。
デュアルSIMならLINEMOがオススメ
デュアルSIMのメイン回線には、LINEギガフリーが利用できるLINEMOがおすすめです。
- LINE、LINEでんわ、LINEビデオ カウントフリー
- 安定のSoftBank回線
- 選べる「ベストプラン:3GB」と「ベストプランV:30GB」
- ベストプランV:30GBは5分かけ放題込み
- セット割なしのシンプル料金プラン
LINEMOは3GB/990円と格安SIM並みの価格で、時間帯による速度制限がないSoftBank回線を利用できます。
おすすめのプランは、30GBの大容量に5分かけ放題が付いたコスパの良いプランです。
LINEのデータ通信はカウントフリーのため、実質的に基本データ容量以上に利用できるのがLINEMOの大きなメリットです。
ベストプラン | ベストプランV | |
基本料金 | 3GB/990円 | 30GB/2,970円 |
10GB/2,090円 | ||
5分かけ放題 | 550円 | 込み |
かけ放題 | 1,650円 | 1,100円 |
速度制限1 | 10~15GB:300kbps | 30〜45GB:1Mbps |
速度制限2 | 15GB~:128kbps | 45GB〜:128kbps |
サブ回線が少容量プランの場合は30GBのベストプランV、サブ回線が大容量プランの場合は3GBのベストプランとの組み合わせがおすすめです。
- 5分超過の国内通話料は従量制、一部対象外の通話あり
- 時間帯により速度制御の場合あり
- オンライン専用
- 表記は基本料金
\ 格安SIMの料金でSoftBank回線が使えちゃう /
Rakutenの最強プラン、Rakuten Linkからの通話は無料です。ただし、Rakuten LinkはLINEと同様にデータ通信を利用するため、電話回線に比べて通話品質が不安定になることがあります。そのため、安定した通話を求める場合は、電話回線のかけ放題プランがおすすめです。
モバイル通信には「楽天モバイル」がオススメ
楽天モバイルは、月額3,278円で使い放題という高いコストパフォーマンスが魅力ですが、地下鉄やビル内では電波が弱いというデメリットがあります。
- 1,078円/3GB〜で使い放題でも3,278円
- Rakuten Linkからの通話は無料
- 海外ローミング2GB込み
しかし、デュアルSIMを活用すれば、楽天モバイルの電波が弱いエリアでも他の回線を併用できるため、通信環境を補完することが可能です。
パターン1 | パターン2 | |
---|---|---|
楽天モバイル | 1,078円/3GB | 3,278円/無制限 |
LINEMO | 990円/3GB | 990円/3GB |
月額合計 | 2,068円 | 4,268円 |
楽天モバイルとLINEMOを組み合わせれば、月額2,068円から2回線を利用できます。
\1,078円3GB〜従量制だからコストを抑えられる /
海外旅行好きならahamoがオススメ
ahamoは、月額2,970円で30GBのデータ容量と5分かけ放題が含まれた、ドコモのオンライン専用プランです。
- 月額2,970円/30GBの1プライス
- 5分かけ放題込み
- 海外ローミング込み
- Apple Watchモバイルオプション有り
また、ahamoは30GBとメイン回線として十分なデータ容量があるため、サブ回線にデータ量をトッピングできるpovoを組み合わせることで、コストを抑えながらデュアルSIMを運用することが可能です
ahamo | 30GB/2,970円 |
povo | 3GB/990円〜 |
合計 | 2,970円/30GB〜 |
ahamoは基本プランに海外ローミングが含まれているため、スマホの設定で「データローミング」をONにすれば、海外でもそのまま利用できます。
ahamoの海外ローミングは通信品質が良好で、渡航先でトラベラーズSIMを利用するよりも快適に通信できます。
povoは、トッピングをしなければ月額料金は発生しませんが、180日以内に3GB以上のデータトッピングなどを行わないと強制解約となるため注意が必要です。
\ 海外ローミング 渡航先で電源をONするだけ /
サブ回線として「irumo」もオススメ
irumoは、ドコモのエコノミープランとして提供されており、通話用回線としてもおすすめです。
- セット割で3GB/880円のコスパ
- かけ放題オプション加入で留守電、キャッチホンが無料
- 店舗サポートに対応
- 他社から乗り換えでスマホがお得
通常月額 | 最大割引適用 | |
---|---|---|
0.5GB | 550円 | |
3GB | 2,167円 | 880円 |
6GB | 2,827円 | 1,540円 |
9GB | 3,377円 | 2,090円 |
5分かけ放題 | 880円 | |
かけ放題 | 1,980円 |
- ドコモ光セット割:-187円
- dカードお支払い割:-1,100円
irumoはセット割が適用されるため、自宅にドコモ光を導入できる人にとって特にお得な料金プランです。
通話専用の回線としてirumoを契約し、かけ放題オプションを追加することで、楽天モバイルとのデュアルSIM運用でも月額3,608円と比較的低コストで利用可能です。
irumo | 楽天モバイル | |
---|---|---|
基本料金 | 550円/0.5GB | 1,078円/無制限 |
かけ放題 | 1,980円 | – |
月額料金 合計 | 3,608円 |
通話はirumoの安定したdocomo回線を使い、使ったギガで料金が変動する楽天モバイルがオススメです。
デュアルSIMの設定方法
- SIMロックが解除されたスマホ
- SIM1
- SIM2
SIMの種類(eSIM + SIMカード)はスマホに合わせてください。
デュアルSIM設定方法
デュアルSIMの設定方法はSIMカードはSIMスロットに挿入して必要に応じてAPNの設定を行います。
eSIMはプロファイル(SIM情報)をダウンロードして書き込むだけです。
新規にSIMを追加する時には開通手続きを行う必要があります。
開通手続きについては各通信プランの設定手順を参考にしてください。
主回線・副回線の動作設定をする
スマホをデュアル化するとSIM1とSIM2の動作設定が選択できます。
- メイン通話:SIM1 or SIM2
- メインデータ通信:
電話かけ放題のSIMは通話、データ無制限のSIMはモバイルデータ通信に選択します。
サブ回線で電話をかけるときは電話アプリで電話番号を切り替えられます。
デュアルSIM よくある質問
デュアルSIMについて、よくある質問をご紹介します。
- デュアルSIMの活用法は何ですか?
-
1台のスマホで2つの回線を持てる点です。
通話とデータ通信の使い分けや通信障害に備えて、回線を切り替えられる点など便利に利用できます。 - eSIMとSIMカードはどちらの組み合わせが良いですか?
-
iPhoneはSIMカード *1とeSIM *1の組み合わせのみです。(iPhone13以降はeSIM *2にも対応)
Androidスマホは機種によって異なります。
設定を考慮するとSIMカードの方が簡単です。 - デュアルSIMにするとバッテリーの消費は早いですか?
-
一般的には、デュアルSIMを使用するとバッテリーの消費が早くなると言われています。
しかし、実際にデュアルSIMを利用していても、バッテリーの消費が特に早いと感じたことはありません。
【まとめ】デュアルSIM 通信障害・通信節約にオススメ
予約、支払、地図など生活に欠かせないスマホも通信障害で通信ができない状況では電車に乗れないことも考えられます。
iPhoneをはじめ、多くのスマホは1台のスマホで2つのSIMが挿入できるデュアルSIMが利用できます。
- 1台のスマホで2回線の電話番号が持てる
- 通信、通話を別回線と切り分けられる
- 通信会社のトラブル時、別回線で通信が出来る
デュアルSIMは2回線のコストが発生するデメリットはあるものの、ギガをトッピングできるpovo2.0や月額290円/1GBの日本通信を組み合わせることで通信費を抑えることができます。
デュアルSIMの主回線としてLINEギガフリーのLINEMOや通話料が基本プランに含まれているRakuten最強プランを組み合わせることで通信費の節約にもなります。
Wi-Fiがない自宅は通信障害の影響で通信手段が失われる可能性が高いです。
もしもの時のために回線を切り替えて利用できるデュアルSIMを活用してみてはいかがでしょうか。
\Rakuten LINK・LINE通話で電話かけ放題/