povoからahamoに乗り換える完全ガイド 手数料・キャンペーン・方法を徹底解説

povoは多様なプランが用意されており、外出が少ない在宅ワーカーから、外出先でSNSや動画を視聴する若年層まで、幅広いニーズに対応できる柔軟性のある通信プランです。

しかし、povoのデメリットとして、オプションが少ない点が挙げられます。

例えば、通信プランの主流である30GBで通話オプションを付けると、他社よりも割高になってしまうケースがあります。

そのような場合は、povoからahamoに乗り換えることで、30GBプランをお得に利用できる可能性があります。

povoahamo
基本料金2,780円/30日2,970円/月
5分かけ放題550円//30日
かけ放題1,6500円/30日1,100円/30日
海外ローミングトッピング基本プラン内
Apple Watch通信サービス550円
サブ端末データシェア1,100円
店舗サポート未対応3,300円/月
詳細を見る詳細を見る

\ 5分通話込みで2,970円/30GB 360円節約!/

目次

povoからahamoへの乗り換えを考える理由とは?

povoはギガをカスマイズする料金プランに対して、ahamoは月額2,970円/30GBの定額プランです。

povoとahamoの料金とサービス内容、通信品質の違いを比較解説します。

povoとahamoの料金比較

povoには、360GB(365日間)から1GB(7日間)まで幅広いプランが用意されています。

ahamoとの比較のため、povoの30日間プランを基準に比較します。

povoahamo
3GB20GB30GB30GB
有効期限30日間30日間1ヶ月1ヶ月
料金990円/30日間2,700円/30日間2,780円/30日間2,970円/月
5分かけ放題550円込み
かけ放題1,650円1,100円
留守電330円

ahamoは、月額2,970円(税込)で30GBのデータ容量を提供し、国内通話5分間かけ放題が含まれています。

一方、povoは基本料金が0円で、必要に応じてデータ容量やサービスを「トッピング」として追加する仕組みです。

例えば、30日間有効な20GBのデータトッピングは2,700円(税込)で提供されています。

povoでは、申し込み時にギガの有効期限が満了した際の「自動更新」を設定できます。
また、期限前にギガを使い切った場合でも、追加でギガをトッピングすることが可能です。

ahamoは月額2,970円/30GBと定額になるため、生活リズムが一定な方におすすめな料金プランです。

通信品質・速度の違い

通信品質に関しては、ahamoはdocomo回線、povoはau回線を利用しているため、365日全国各地で安定した通信速度を提供します。

ギガの速度制限については、ahamoは30GBを超えると最大通信速度が1Mbpsに制限されるのに対し、povoは128kbpsに制限されるため、LINE電話などの利用に支障をきたします。

ahamopovo
速度制限128kbps1Mbps

そのため、トッピングを追加するなどの対応が必要で、制限後は実用性が低くなります。

通信速度についてもahamoとpovo共に大きな差はありません。

povoからahamoに乗り換えるメリット

povoからahamoへの乗り換えには、料金面やサービス面で多くのメリットがあります。

以下に主な利点を詳しく解説します。

ahamo シンプルでわかりやすい料金プラン

ahamoは月額2,980円(税込)で30GBのデータ容量を提供し、5分以内の国内通話が無料で利用できます。

また、1,980円(税込)で追加できるahamo大盛りオプションは、月の途中でも単月契約が可能なことから、SNSや動画を多用する人にとっては柔軟性が高い料金プランです。

ahamo 高品質な通信環境

ahamoは、ドコモの高品質な通信ネットワークを利用したサービスで、全国に張り巡らされた5Gおよび4G回線によって、都市部から地方まで安定した通信速度を実現しています。

ahamoはeximoと同じネットワークを使用することで、通話品質もデータ通信も安定性を確保しており、5G対応端末を使用すれば最大4.1Gbpsの超高速通信が可能です。

povoでは電波が弱いエリアでもahamoなら快適に通信できるケースもあります。

5分間のかけ放題が標準装備

ahamoのプランには、1回あたり5分以内の国内通話が無料で含まれています。

povoの30GBプランにかけ放題をオプションをつけるとahamoよりも360円高くなります。

ahamopovopovo
基本料金2,970円/30GB2,780円/30GB2,700円/20GB
5分かけ放題加入 総額2,970円3,330円3,250円
かけ放題 加入 総額4,070円4,430円4,350円

毎月のデータ使用料が20分以上でかけ放題を利用する人はahamoの方がお得です!

ahamo 基本プランに海外ローミング込み

ahamoは追加料金なしで、基本プランの最大30GB内の範囲で海外91の国と地域で海外ローミングを利用できます。

日本国内で10GBを使用すると20GB海外で利用できます。

ahamo大盛りに加入している場合、110GB(国内)および30GB(海外)のデータ利用が可能です。
海外出国前に基本プランの30GBを使い切った場合でも、ahamo大盛りに加入することで、海外でも追加の30GBを利用できます。

ahamoの海外ローミング

データ容量最大30GB
有効期間出国して14日間

ahamoの海外ローミングはスマホのデータローミングをONにするだけで、現地に着いたら電源をONにするだけですぐに使える!

ahamoの海外のローミング使用感はahamo 海外ローミング 高額請求回避するための注意事項 海外で実際に使ってみた」で紹介しています。

一方、povoの海外ローミングは1GB/680円(3GB)〜でトッピング可能です。

povoの海外トッピング

データ容量有効期間料金
韓国1GB3日間680円
3GB7日間1,980円
アメリカ1GB3日間760円
3GB7日間2,200円
ヨーロッパ 9カ国1GB3日間840円
3GB7日間2,430円
タイ・ベトナム1GB3日間760円
3GB7日間2,200円

povoの海外ローミングは少量しか用意しておらず、ギガを使い切ったら追加する必要があります。
結論、使いすぎると割高になるためpovoの海外ローミングのトッピングはオススメできません!

ahamo オプションが充実

ahamoにはpovoにはないオプションが用意されています。

月額備考
ワンナンバーサービス550円Apple Watch通信サービス
データプラス1,100円ahamoのギガを
サブ端末とシェアする
ahamo ポイ活7,150円/110GBd払い利用でポイントが貯まる

dカード特典によるデータ容量増量

ahamoの料金支払いをdカードで行うと、毎月のデータ容量が増量されるボーナスパケットが追加されます。

dカードdカード GOLD
+1GB+5GB

dカードを利用する場合は+1GB/月で合計31GB、dカード GOLDの場合は+5GB/月で合計35GBが追加されるため、データ通信を多く利用するユーザーには嬉しい特典です。

ahamoの特徴
  • シンプルな料金体系
  • 高品質な通信
  • 充実したオプション
  • 基本プランに含まれた海外ローミング

\5分かけ放題で2,970円/30GB 契約期間の縛りなし /

povoからahamoに乗り換えるデメリット

povoからahamoへの乗り換えを検討する際、以下のデメリットを考慮する必要があります。

定額制による柔軟性の低下

povoは基本料金0円で、必要に応じてデータトッピングを追加する従量課金制を採用しています。

在宅ワーカーや主婦など外出する機会が少ない方は、必要に応じてトッピングできるpovoの方がコストを抑えられるケースがあります。

一方、ahamoは月額2,970円(税込)で30GBのデータ容量が固定で提供される定額制です。

そのため、月によってデータ使用量が大きく変動するユーザーや、データ使用量が少ないユーザーにとっては、ahamoの定額制が割高に感じられる可能性があります。

トッピングサービスの非対応

povoは、ユーザーのニーズに応じてデータ容量やサービスをトッピングとして柔軟に追加できるのが特徴です。

一方、ahamoは30GBの固定プランであり、データ増量オプション「ahamo大盛り」(+80GB)の有効期限は当月末までとなっています。

そのため、月末に追加するとコスト面で割高になる点に注意が必要です。

povoからahamoへの乗り換え方法

povoからahamoへの乗り換えは、オンラインで簡単に手続きが可能です

乗り換えに必要なもの

ahamoへの乗り換え 必要なもの
  • MNP予約番号
  • 本人確認書類
  • クレジットカード or 銀行口座

povoとahamoは、MNPワンストップに対応しているため、ahamoへの申し込み手続き中に乗り換え手続きも同時に行えます。

MNPを利用した乗り換え手順

MNP予約番号の発行についてはpovoアプリから行えます。

STEP
povoアプリを起動

povoアプリを起動して右上にあるアイコンを選択します。

STEP
契約管理を選択

プロフィール画面を下にスクロールし、「契約管理」を選択します。

STEP
解約・他社へMNPを選択

契約情報を下にスクロールし「解約・他社へMNP」を選択します。

STEP
解約・加入手続きのキャンセル

解約・加入手続きのキャンセルの下へスクロールしていくと「povo2.0から他社へMNPする場合」を選択します。

「povoから転出する」を選択します。

STEP
MNP予約手続き

契約情報を確認して生年月日を入力して「MNP予約番号の発行」を選択し手続きが完了  

MNP予約番号が発行されるとSMSで送られてきます。

ahamo申し込み方法

ahamo公式ページから申し込みを行います。

ahamo 申し込み手順
  • 申し込み形態を選択(新規 or 乗り換え)
  • プランの選択(オプション含む)
  • dアカウントの作成
  • MNP番号の入力
  • 本人確認書類の撮影
  • ネットワーク暗証番号の作成
  • 支払い方法の入力

MNP予約番号を発行していない場合、申込の流れでpovoのマイページ移動し乗り換え手続きを行います。

また、本人確認書類を撮影後にeKYCに認証で顔写真を撮影します。

ahamoの詳しい申し込み方法はahamo(アハモ) 申し込み手順と事前準備を徹底解説をチェックしてください。

SIMを受け取り開通作業

ahamoのeSIMは最短で即日、SIMカードは3日程度の期間を要します。

SIMが届いたらSIMを差し替える前にahamoのマイページにアクセスして、povoからahamoへの回線切り替え作業を行います。

回線切り替え作業を実行するとpovoは利用できなくなるため注意が必要です。

回線切り替え時間:9:00~21:00

回線の切り替えが完了したら、SIMカードをスマートフォンに挿入します。

iPhoneの場合、SIMカードを差し替えた後に再起動するだけで、ahamo回線を利用可能です。

一方、Android端末では、APN(アクセスポイント名)の設定が必要となります。

APN設定
項目入力する情報(または選択する情報)
名前任意のものを入力
APNspmode.ne.jp
認証タイプ「未設定」または「なし」
APNプロトコルIPv4/IPv6

povoからahamo 乗り換え 注意点

povoからahamoへの乗り換えを検討する際、以下の注意点を考慮することが重要です。

povoの解約費用とahamoの初期費用

povoからahamoへの乗り換えに関しましては、費用は一切発生いたしません。

povoahamo
初期費用0円0円
MNP予約番号発行手数料0円0円
解約手数料0円0円
初回SIM発行手数料0円0円
SIMカード再発行手数料3,850円1,100円
eSIM再発行手数料0円0円
詳細を見る詳細を見る

ahamoは契約期間に縛りがないので、通信品質やサービスに不満があれば、解約しても違約金は発生しません。

povoからahamoへの引き継ぎについて

povoにはキャリアメールやバックアップといったサービスがないため、端末側で特別な引き継ぎ作業をする必要はありません。
また、povoではポイントサービスもないため、ahamoに切り替えてもポイント失効などの不利益はありません。

ただし、ahamoへの回線切り替え作業を行うと、povoは自動的に解約されます。

そのため、povoに残っているデータ容量がある場合は、ahamoに切り替える前に使い切るようにしましょう。

SIMロックの確認

povoで使用していたスマートフォンをahamoで利用する際には、端末がSIMロックされていないか確認することが重要です。

2021年9月30日以前にau、またはUQ mobileで購入したスマホはSIMロックがかかっている可能性があります。

SIMロックの確認(iPhone)

【設定】→【一般】→【情報】→【SIMロック】

SIMロックなし」になっていればahamoで利用できます。

SIMロックはauショップで解除できます。
ahamoに乗り換える前に手続きを済ませましょう

povoからahamoへ乗り換えるベストタイミング

povoからahamoへの乗り換えを検討しているなら、タイミングは重要です。

少しでもお得に乗り換えるために、ベストなタイミングを見極めましょう。

データトッピングを使い切る直前 or トッピング有効期限切れ

povo2.0では、必要な時にデータ容量を「トッピング」として購入するシステムを採用しています。

povo 速度制限について
  • ギガを使い切る
  • トッピングの有効期限が切れる

速度制限がかかったタイミングでahamoに乗り換えることで負担額を抑えてpovoからahamoへ乗り換えることができます。

povoahamo
開通月0円日割り
解約月トッピング有効期限日割り対象外
詳細を見る詳細を見る

povo2.0では、トッピングした日が起算日となります。

そのため、12月11日に30GBをトッピングした場合、30日後の翌年1月10日、または30GBを使い切った日のどちらか早い方で速度制限がかかります。

povoの速度制限がかかる前に、ahamoのSIMが届くように申し込みましょう。

SIMが届く目安
  • eSIM:最短即日
  • SIMカード;3日日程度

ahamo 自動開通に注意

ahamoはSIMカードが発送されてから15日経過すると、ahamo側で自動開通手続きが行われます。

ahamoのSIMカードが届いたにも関わらず、povoのギガが残っているからといって回線切り替えを行わないでいると、突然povoが利用できなくなる場合があるので注意が必要です。

ahamoの乗り換えキャンペーン

ahamoは他社から乗り換えでdポイントが貰えるキャンペーンや、他社から乗り換えでdocomo Online Shopのスマホがお得に購入できるキャンペーンを実施しています。

キャンペーン内容はタイミングによって異なるため、最新のキャンペーンはahamo公式ページで確認してください。

過去のahamoのキャンペーン
  • 他社から乗り換えでdポイント20,000ポイント還元
  • docomo Online Shopのスマホが最大33,000円割引
  • インフルエンサーのデジタルBookとdポイント8,000ポイントブレゼント

現在、povoからahamoへ乗り換えると20,000ポイントのdポイントがもらえるキャンペーンが実施されています。

特典を受け取るためにはキャンペーンにエントリーしてahamoに申し込み、翌月末までに開通する必要があります。

キャンペーンの条件をクリアすると開通の翌月末にdポイントが付与されます。

ahamo 20000ポイントキャンペーン 手順
  • キャンペーンにエントリーする
  • ahamoに申し込む
  • 翌月末までにahamoを開通する

ahamoのキャンペーン情報はahamo キャンペーン 10,000ポイントを貰う方法で紹介しています。

ahamoは他社から乗り換えでdポイントが貰えるキャンペーンや、他社から乗り換えでdocomo Online Shopのスマホがお得に購入できるキャンペーンを実施しています。

他社から乗り換えでスマホ端末が最大33,000円引き

他社からahamoに乗り換えでドコモオンラインショップのスマホが、本体価格より33,000円割引になるキャンペーンを実施中です。

docomoのプランからahamoへの変更は対象外です。

ahamoの申し込みで「今の電話番号をそのまま使う」で「申し込みと一緒にスマホを買う」選択します。

「新規契約」、「他社から乗り換え」「利用者の年齢」でキャンペーンは異なります。

スマホ割引について
  • 5G WELCOM割:22歳以下の新規・乗り換えの方を対象に対象端末
  • オンラインおトク割:対象機種を購入(年齢など条件あり)
  • オンライン限定機種購入割引:オンライン限定機種購入割引
  • 端末購入割引:新規・乗り換えの方を対象に対象端末購入で割引
販売価格割引条件
iPhone16145,200円5,500円割引乗り換え
iPhone 15149,490円〜22,000円割引乗り換え
iPhone SE 第3世代 64GB73,700円〜16,500円割引乗り換え
iPhone 14 128GB124,465円9,900円割引乗り換え
AQUOS wish4 SH-52E22,000円16,500円割引乗り換え
Galaxy A54 5G SC-53D49,830円22,000円割引乗り換え
Xperia 10 V SO-52D58,850円22,000円割引乗り換え
arrows N F-51C88,000円22,000円割引乗り換え
Google Pixel 8a84,480円32,450円割引乗り換え
Google Pixel 8119,90022,000円割引乗り換え
Google Pixel 9148,060円22,000円割引乗り換え

docomoのプラン以外からahamoへ乗り換えで適用

ポイントキャンペーンとの併用不可

\ 他社から乗り換えでスマホが最大33,000円割引 /

乗り換え時のよくある質問(FAQ)

povoからahamoへ乗り換えたら電話番号は変わる?

MNP(携帯番号ポータビリティ)を利用することで、現在の電話番号をそのままahamoで使用できます。

ahamoは乗り換え時に店舗で手続きできる?

ahamoは基本的にオンラインでの手続きとなりますが、3,300円でドコモショップでサポートを受けることも可能です。

名義変更は可能?

povo、ahamo共に、名義変更ができるのは親権者から未成年の子どもへの変更のみです。
ただし、ahamoの場合は、一度eximoに乗り換えることで、親子関係以外でも名義変更が可能になります。

【まとめ】povoからahamoへ乗り換えて賢く節約しよう

povoからahamoに乗り換えるメリット

メリット
デメリット
  • 月額2,970円/30GB
  • 5分通話込み
  • 充実したオプション
  • 海外ローミグ込み
  • プランが固定化される
  • 通話しない人に割高

ahamoは、シンプルでわかりやすい料金プラン、高品質な通信、充実したオプション、そして海外ローミングが魅力です。

特に、毎月のデータ使用量が安定している方や、国内外で安定した通信を求める方、5分かけ放題をよく利用する方におすすめです。

乗り換えの際は、dポイント進呈キャンペーンなどを活用し、SIMロック解除や解約月の料金などに注意して、最適なタイミングで行いましょう。

povoの自由度も魅力的ですが、ahamoに乗り換えることで、より快適で安定したモバイルライフを送ることができるでしょう。ぜひこの機会に、ahamoへの乗り換えを検討してみて下さい。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元通信会社勤務のショップ店員です。
docomo,au.SoftBankはもちろん、ahamo、楽天モバイルなどの通信プランを一通り使用してきました。
各プランの使用経験から特徴とデメリットの体験レビューを発信し、お得な通信プランとスマホ情報を発信していきます。

目次