「コンパクトでどこでも手軽に持ち運べる」「片手で操作しやすい」という口コミが多く、特に軽量さや操作性を重視する方には魅力的なデバイスです。iPad mini 7の「サイズ感」や「持ち運びやすさ」は、他のタブレットにはない特徴として非常に人気です。
- 持ち運びに邪魔にならないサイズ感
- 電子書籍、メモ帳代わりに丁度いいサイズ
- パフォーマンスが高いゲームにも対応
iPad mini 7の基本スペック
iPad miniは、持ち運びやすいコンパクトサイズながらも高いパフォーマンスを備えたタブレットです。
A17 Proチップの搭載により、前世代モデルのiPad mini 6からさらに性能が強化され、仕事から日常使いまで幅広く活用できる1台として注目されています。
ここでは、iPad mini第7世代のサイズ、性能、バッテリーについて詳しく解説します。
仕様 | |
カラー | ブルー/パープル/スターライト/スペースグレイ |
ディスプレイ | 8.3インチ |
Liquid Retinaディスプレイ | |
2,266 x 1,488 ピクセル解像度、326ppi | |
True Tone対応、P3広色域 最大500ニトの輝度 | |
プロセッサ | A17 Proチップ |
6コアCPU(高性能コア2つ、高効率コア4つ) | |
5コアGPU | |
16コアNeural Engine | |
AI | Apple Intelligence |
カメラ | 12MP広角カメラ、ƒ/1.8絞り値 |
最大5倍のデジタルズーム | |
Focus Pixelsを使ったオートフォーカス | |
スマートHDR 4 | |
ビデオ撮影 | 4Kビデオ撮影/1080p HDビデオ撮影 |
True Toneフラッシュ | |
1080pスローモーションビデオ | |
手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ | |
フロントカメラ | 12MP超広角フロントカメラ |
ƒ/2.4絞り値 | |
スマートHDR 4 | |
1080p HDビデオ撮影 | |
手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ | |
ビデオ通話 | FaceTimeビデオ |
オーディオ通話 | FaceTimeオーディオ |
マイク | ステレオスピーカー(横向き) |
Wi-Fi | 2×2 MIMO対応Wi-Fi 6E |
Bluetooth5.3 | Bluetooth 5.3 |
Cellularモデル | LTE/5G対応 |
SIM | eSIM |
位置情報 | デジタルコンパス |
Wi-Fi | |
iBeaconマイクロロケーション | |
位置情報(Cellularモデル) | GPS/GNSS |
携帯電話通信 | |
セキュリティ | Touch ID |
付属品 | USB-Cケーブル |
充電器(20W) | |
バッテリー | Wi-Fi使用時 動画連続再生:最大10時間 |
モバイル通信:最大9時間 |
iPad mini 7の性能とプロセッサ
iPad mini 7には、iPhon15 Proに採用されているA17 Proチップが搭載されており、前世代のA15 Bionicチップと比較して大幅な性能向上が図られています。
- 処理速度の向上
- ハイパフォーマンスのゲームにも対応
- Apple intelligenceに対応
このA17 Proチップは、Appleの最新のプロセッサとして高い評価を受けており、特に処理速度とグラフィック性能において優れたパフォーマンスを発揮します。
特にゲームや動画編集など高い処理能力を必要とするアプリケーションにおいて、優れたパフォーマンスを発揮します。
また、同時ヒットキーワードでもある「iPad ベンチマーク」にも表れているように、ベンチマークテストの結果は高評価であり、iPad mini 6に比べて速度が約20%向上しています。
iPad mini 7のバッテリー性能
iPad mini第7世代のバッテリースペックは第6世代と19.3Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー内蔵。
インターネット・動画再生持続時間
Wi-Fiモデル | 最大10時間 |
---|---|
Cellularモデル | 最大9時間 |
iPad miniを長時間連続して使用する場面はあまり想定されないため、バッテリー性能に対する不満は特に感じられません。
しかしながら、高速充電が最大20Wまでの対応にとどまっている点や、MagSafeに対応していない点は他社のタブレットと比較するとやや見劣りします。
バッテリーが0%の状態からフル充電になるまで2時間くらいかかります。
ちょっと遅く感じる…
全体としてバッテリー性能に不満はありませんが、特筆すべき感動を覚える仕様ではないと言えます。
iPad mini 7の新機能と使用用途
iPad mini 7世代は、前世代のiPad mini 6世代から大きな進化を遂げ、より優れたパフォーマンスが実現されています。
ここでは、最新のA17 Proチップやスクリーン技術の改善、カメラ性能の向上について詳しく解説します。
A17 Proチップの性能と利点
iPad mini 第6世代ではiPhone13に搭載されたいA15 Bionicから、iPhone15Proにも使用されていたA17Proチップにが採用されています。
A17 Pro | A15 Bionic | |
---|---|---|
モデル | iPad mini 第7世代 | iPad mini 第6世代 |
CPUコア | 6コア (高性能2コア + 高効率4コア) | 6コア (高性能2コア + 高効率4コア) |
GPUコア | 6コア GPU | 5コア GPU |
ニューラルエンジン | 16コア より高速的で効率的 | 16コア |
メモリ帯域幅 | 増加 グラフィック性能向上 | 標準的なメモリ |
グラフィックス性能 | リアルタイムの レイトレーシング対応 | レイトレーシング対応 |
エネルギー効率 | 高い | 標準的な省電力性能 |
iPad mini 第7世代に搭載されているA17 Proは、特にグラフィックス性能と省電力性でA15 Bionicを上回っています。
iPhone ゲームや映像処理、バッテリー持ちを重視するユーザーには、A17 Proが有利です。
iPad mini 第6世代でプレイできなかったバイハザードもiPad mini第7世代ではプレイできます。
スクリーン技術とリフレッシュレート
iPad mini 7のスクリーンは、高い解像度と鮮やかな発色が特徴です。
リフレッシュレートが向上したことで、スクロールや操作時の反応がより滑らかになり、アプリの操作感も格段に良くなりました。
特に「ゼリースクロール」に関する問題も改善されており、どの角度から見ても快適な操作体験が可能です。
カメラ性能は第6世代から大きな変化なし
iPad mini 第7世代のカメラ機能は、第6世代から大きな進化はなく、背面にシングルレンズが搭載されています。
一般的に、iPadに高度なカメラ機能を求めるユーザーは少ないため、多くの人にとって大きな問題にはならないでしょう。
オンライン会議や資料の撮影など、日常的な用途には十分な性能を備えています。
iPad mini 7 外装デザイン
iPad mini 7の外装についてレビューしていきます。
- コンパクトで手軽に持ち運べる
- 片手でも操作しやすい
重量 | Wi-Fiモデル:293g Wi-Fi + Cellularモデル:297g |
サイズ | 195.4mm * 134.8mm * 6.3mm |
今回紹介するiPad miniはブルーのWi-Fi + Cellularモデルです。
Appleのマークは鏡面仕上げで高級感あるアルミニウム仕上げで、Wi-Fi + Cellularモデルは裏面上部と下部にラインのポイントがあります。
公式ではWi-Fi + Cellularモデルの本体重量は297gとされていますが、実際の重量は314gでした。
iPadの上部右側には電源ボタンと指紋センサーがあり、左側には音量ボタン、中央には2つのスピーカーが配置されています。
下部にはUSB-Cポートに2つのスピーカーが配置されています。
本体左側
本体右側にはApple Pencilの装着部分が配置されています。
iPad mini 7 使って分かった使用感
僕自身、iPad miniがはじめてのiPadです。
実際にiPad miniを実際に使用した際の携帯性や操作感、アプリのパフォーマンスをご紹介します。
サイズ感はコンパクトで良し、ただし重量感がある
iPad miniは8.3インチのディスプレイを搭載し、鞄に入れても邪魔にならないコンパクトさが魅力です。
iPadの10.3インチモデルは、寝転がった状態や電車内で使用するには少し大きく感じることがありますが、iPad miniは電車やカフェなどでも邪魔にならず、動画視聴も快適に楽しめる絶妙なサイズです。
ただし、293gという重量は、長時間手に持って使用すると負担を感じることがあります。
iPhoneのように片手で気軽に扱えるサイズ感ではなく、多少の持ち重りを考慮する必要があるでしょう。
生体認証のTouch IDが不便
iPad miniの生体認証は、本体上部に配置されたTouch IDのみとなっています。
giPhoneの顔認証に慣れていると、ロック解除時に指をTouch IDに運ぶ手間が少し気になるかもしれません。
また、本体上部まで指を動かす動作がやや負担に感じることもあります。慣れの問題かもしれませんが、顔認証も併用できるようになれば、さらに便利だと感じました。
通話機能はFaceTimeのみ
Wi-Fi + CellularモデルはSIMカードを挿入しても通話機能は利用できません。
これはタブレットとしては一般的な仕様ですが、通話機能を期待してiPad miniの導入を検討している方は注意が必要です。
ただし、FaceTimeのオーディオ通話とビデオ通話には対応しているため、インターネット(モバイル通信)経由での通話は可能です。
iPad mini 7は、性能面や携帯性、Apple Pencilとの連携において、バランスのとれた優れたデバイスです。コンパクトなデザインと高性能を求める方には、携帯性と実用性を兼ね備えたタブレットとして最適な選択肢となるでしょう。
MacBookのデュアルモニターとして持ち運びに便利
iPadは、Macの画面をミラーリングしたり、サブモニターとしてアプリを同時に表示することができます。
特に外出先での作業環境を広げるのに役立ちます。
iPad miniはサブモニターとしては少し小さい印象を受けるかもしれませんが、そのコンパクトさと軽量性は外出先での利用に最適です。
持ち運びがしやすく、限られたスペースでも活用できる点が魅力です。
外出先でMacを使う機会が多い方に、ぜひおすすめしたいiPad miniです。
iPad mini 7の価格とモデルについて
iPad mini 7は、最新のA17 Proチップを搭載し、コンパクトながらも高いパフォーマンスを発揮するタブレットとして人気です。
しかし、最安モデルでさえ78,800円からと、高額であることは否めません。
ここでは、Apple公式をはじめ、Amazonや家電量販店、携帯キャリアでの購入方法や価格情報を詳しくご紹介します。
- Apple公式
- Amazon
- 家電量販店
- docomo
- au
- SoftBank
iPad mini 7の価格帯
Wi-Fiモデル | Cellularモデル | |
---|---|---|
128GB | 78,800円 | 104,800円 |
256GB | 94,800円 | 120,800円 |
512GB | 130,800円 | 156,800円 |
iPad mini 7は、ストレージ容量と通信機能(Cellular機能の有無)で異なる価格帯が設定されています。
上記価格はApple公式の販売価格でAmazonや家電量販で購入するとポイントがつくため、実質価格はAppleよりもお得です。
- Apple公式でiPadを購入するメリット
- Apple Storeから購入するメリットとして購入して14日以内であれば、条件なしで返品を受け付けてくれます。
iPad mini ストレージ
- 128GB
- 256GB
- 512GB
前モデルのiPad mini 6では最小ストレージが64GBでしたが、iPad mini 7では128GBに拡大されました。旧モデルの64GBでは容量不足と感じる方も多かったため、128GBへの増加は使い勝手が良くなる改善と言えます。
ただし、ゲームや動画を多く保存する前提でiPad miniを購入する場合、256GB以上のストレージを選択することをオススメします。
バイオハザードをダウンロードしただけで128GB/64GBを独占!
256GBにしておけば良かったと後悔…
Wi-FiモデルとCellularとモデルについて
iPadにはWi-Fiでネット接続する「Wi-Fiモデル」と、iPadにSIMを書き込んでスマホと同様にモバイル通信をする「Wi-Fi + Cellularモデル」の2種類あります。
Wi-FiモデルとCellularモデルの見分け方
「Wi-Fi + Cellularモデル」と「Wi-Fiモデル」の見分け方は、本体背面の上部と下部にある白いラインがポイントです。
通信機能
WI-Fiモデル | WI-Fi+ Cellularモデル |
78,800円〜 | 104,800円〜 |
Wi-Fi | Wi-Fi |
モバイル通信 | モバイル通信 |
CellularモデルはeSIMのみ対応
iPad miniはeSIMのみ対応なので通信契約を結ぶ際は、eSIMに対応した通信会社を選択しましょう。
スマホとセットで使いやすいプランはahamo、iPad単体で契約するなら楽天モバイルがオススメです。
iPad 通信速度について
iPad CellularモデルでSIMを挿入した時の通信は5Gに対応しており、通信プランの電波状況に依存します。
楽天モバイルのSIMを読み込ませた時にはLTE(4G)でも95Mbpsと平均的な速度が計測できました。
iPhone15 Proと同じA17 Proチップを搭載しているため、快適な通信性能を実現します。
お得な購入方法や学割について
Apple製品は、新発売の製品についてはセール対象外で、値引きも行われないことが一般的です。
例外として学割やAmazonや家電量販店で購入するとポイントがつくなど、実質購入価格を抑えることができます。
iPad miniをお得に購入する方法ついてご紹介します。
学割について
Apple公式サイトでは、「Apple Education Pricing」を利用することで、学生や教育関係者は割引価格で製品を購入できます。
この学割を利用すると、通常の販売価格よりも約10%お得に購入可能です。
学生でiPad miniの購入を検討している方には、「Apple Education Pricing」の利用が最もお得です。
Amazonや家電量販店 購入でポイント還元
Amazonや家電量販店で購入すると、通常1%のポイントが還元されます。
さらに、ブラックフライデーや初売りなどのポイントアップキャンペーンを利用すれば、よりお得に購入できる可能性が高まります。
貯まったポイントをApple Pencilやカバーなどの購入費用に充てることで、トータルでiPadをお得に手に入れることができます。
おすすめのアクセサリー
iPad miniを衝撃から保護しを快適に使いこなすためには、便利なアクセサリーも欠かせません。
特に、iPad mini 7の携帯性を活かしつつ、実用性や保護性を高めるアクセサリーを選ぶことが重要です。
iPad mini ケース
iPad mini 7専用のケースには、ペンの収納が可能なものや、軽量で持ち運びに便利なものなど、さまざまな種類があります。
Apple純正のSmart Folioケースは、カバーが折りたためて質感も良好ですが、販売価格が9,800円と高価である点がデメリットです。
一方、Amazonで販売されているサードパーティ製のiPadケースも衝撃から保護できるデザインになっているため、予算を抑えたい方は楽天やAmazonで探してみるのもおすすめです。
キーボードとマウス
AppleからiPad mini用のキーボードは販売されていませんが、周辺機器メーカーからiPad mini用にサートドパーティ製品が販売されています。
自宅で使用するならMagicKeybordやBluetooth対応のキーボードと接続すればマウスと合わせてパソコン感覚でiPad miniを利用できます。
Bluetoothで接続可能なコンパクトなキーボードは、文章入力やメール作成を効率的に行えるため、モバイルオフィスとしての活用に最適です。
フィルム
画面保護用のフィルムも、iPad mini 7の液晶を傷から守るために重要です。
特に、ペーパーライクな書き心地を実現するペーパーフィルムは、Apple Pencilを使った手書きメモやイラスト作成に便利です。
Apple Pencil Pro(第2世代)
Apple Pencil Proは、iPad mini(A17 Pro)と組み合わせることで、携帯性と高機能性を兼ね備えた強力なツールとなります。
- 圧力感知機能
- 傾き感知機能
- ロール感知機能
- カスタマイズ可能なジェスチャー
- ワイヤレス充電
- 触覚フィードバック
- 「探す」機能対応
特に、クリエイティブな作業を行うユーザーにとって、作業効率と表現力を大幅に向上させるデバイスです。
iPad mini 7に関するよくある質問
iPad mini 第7世代は、コンパクトで高性能なタブレットとして人気ですが、購入を検討する際には気になる点も多いはずです。
ここでは、iPad miniに関するよくある質問について詳しく解説していきます。