ドコモminiのデメリット 契約前に知るべき注意点と選び方

「ドコモ mini」は、セット割を適用すれば月額880円（4GB）から利用でき、ドコモ回線による安定した高速通信が24時間楽しめます。

一方、auやSoftBankのライトプランは、セット割を適用しても月額2,178円前後（1GB〜）と割高な傾向があります。

店舗サポートやキャリアメールが有料となる点はデメリットですが、不要なサービスを省いた分、通信品質を保ちながらコストを抑えられるシンプルでお得なプランです。

しかし、セット割の条件が増えたことや、店頭サポートが基本的に付かないことから、irumoと比べて改悪と感じられる内容となっています。

		4GB	10GB
基本料金		2,750円	3,850円
dカードお支払割	PLATINUM GOLD GOLD U	-550円	-550円
	dカード	-220円	-220円
ドコモ光セット割 home 5Gセット割		-1,210円	-1,210円
ドコモでんきセット割		-110円	-110円
最大割引適用後料金		880円	1,980円

ドコモ光セット割やdカード お支払いを適用すれば、ドコモ miniは月額880円（4GB）または1,980円（10GB）で利用できます。

ただし、これらのセット割を利用できない場合は、LINEMOの方が実質的に安くなるケースもあります。

	ahamo	LINEMO
基本料金	2,970円/30GB	990円/3GB〜
セット割	なし	なし
	公式サイト	公式サイト

この記事ではドコモ miniの特徴とデメリットについて解説しています。

ドコモ miniの概要

ドコモ miniはドコモのエコノミープランとして10GBライトユーザー向けの料金プランです。

		4GB	10GB
基本料金		2,750円	3,850円
dカードお支払割	PLATINUM GOLD GOLD U	-550円	-550円
	dカード	-220円	-220円
ドコモ光セット割 home 5Gセット割		-1,210円	-1,210円
ドコモでんきセット割		-110円	-110円
最大割引適用後料金		880円	1,980円

4GBと10GBのプランから選択できてセット割が適用されると、他社のオンライン専用プランにも対抗できる料金帯です。

ドコモ miniはセット割適用で他社よりもお得になります。

ただし、カード払いによる550円の割引は、dカード GOLD以上で支払った場合に限られるため、実際に最大割引を受けられるのは一部の利用者に限られると考えられます。

「セット割が用意されている」とメリットとして訴求している傾向に見られますが、セット割は通信会社の囲い込みとも捉えられることからメリットではありません。

通話料とかけ放題オプションについて

ドコモminiの通話料は30秒/22円で、かけ放題オプションが用意されています。

通話料	22円/30秒
かけ放題	1,980円
5分かけ放題	880円

ドコモminiは「家族間通話無料」の対象外となるため、通話が多い方は通話オプションの加入を検討しましょう。

なお、簡単な連絡であれば「LINE通話」などの無料通話アプリを活用することで、家族間の通話料金を抑えることも可能です。

留守電とキャッチホンについて

ドコモ miniには留守電とキャッチホンが用意されています。

留守番電話	330円(税込)
キャッチホン	220円(税込)

かけ放題、または5分かけ放題申込で留守電とキャッチホンが無料で利用できます。

ドコモメールについて

ドコモ miniは「@docomo.ne.jp」のドコモメールは有料です。

ドコモメール	330円(税込)

ドコモのプランからドコモminiに乗り換える人は、登録の手間からしばらく引き続き利用してもよいと思います。

ワンナンバーサービスについて

ドコモminiは、スマートウォッチなどのアクセサリ端末でもスマホと同じ電話番号を共有できる「ワンナンバーサービス」に対応しています。

ワンナンバーサービス	550円(税込)

ワンナンバーサービスを利用すると、スマートウォッチ単体でも通話やSMS、データ通信が可能になり、スマホが手元になくても連絡を受け取れるため、非常に便利です。

auやSoftBankでは同様のスマートウォッチサービスを利用するためには、2,563円/1GB(Apple Watch通信サービス込)〜 の料金プランに入る必要があります。

一方、ドコモminiは880円/4GB(ワンナンバーサービス込)〜+550円で利用できます。

ワンナンバーサービスを利用するためには「セルラーモデル」のApple Watchが必要です。

ドコモminiのSIMについて

ドコモminiは「物理SIMカード」と「eSIM」の両方に対応しています。

ただし、iPhone17以降のモデルはeSIM専用端末となっているため、これまで物理SIMを使用していた方は、ドコモminiを利用する際にeSIMへの切り替えが必要になります。

SIMカード発行手数料

初回のSIMカード発行手数料は、SIMの種類（物理SIM・eSIM）に関係なく無料です。

ただし、SIMの再発行やサイズ変更を行う場合は、手数料が発生するため注意が必要です。

	店舗	オンライン
初回	0円	0円
SIMカード 再発行	4,950円	1,100円
eSIM 再発行	0円	0円

eSIMの再発行手数料は、現在は無料のですが、今後有料になる可能性があります。

SIMカードとeSIM どっち？

従来のSIMカードは、スマートフォンのSIMスロットに差し込むだけで利用できるシンプルな仕組みでした。

一方、eSIMは回線情報をスマホ本体に書き込むタイプのSIMで、「プロファイル」と呼ばれる情報をオンラインでダウンロードして設定する必要があります。そのため、物理SIMと比べると設定がやや複雑です。

とはいえ、iPhone17がeSIMのみの対応になったことから、今後はeSIMが主流になると予想されており、避けては通れない技術となっています。

現在、物理SIMに対応したスマートフォンを使っている方であれば、ひとまずSIMカードを選んで運用するのも問題ありません。

ただし、将来的な機種変更やeSIM専用端末の普及を見据えると、eSIMの使い方にも慣れておくと安心です。

SIMの設定は自己対応が基本。ショップサポートは有料に注意

ドコモminiのSIM設定は、基本的に自分で行う必要があります。

物理SIMはスマホに挿すだけで使えますが、eSIMはプロファイルをダウンロードして設定する必要があり、少し手間がかかります。

AndroidはAPNの設定が必要

設定に不安がある場合はドコモショップでの有料サポート（3,300円程度）も利用可能ですが、事前予約が必要です。

できるだけ費用を抑えたい方は、公式の設定ガイドを見ながら自分で設定するのがおすすめです。

ドコモ mini セット割

ドコモ miniのセット割について解説します。

ドコモ miniにはみんなドコモ割と家族間通話は利用できません。

dカードお支払割

dカードお支払いはdカードとdカード GOLD U以上のクレジットカードでドコモの利用料金を支払うことで、最大550円/回線の割引が適用されます。

	年会費	dカードお支払い割
dカード PLATINUM	29,700円(税込)	-550円
dカード GOLD	11,000円(税込)
dカード GOLD U	3,300円(税込) ※
dカード	無料	-220円

(※)dカード GOLD Uについて

dカード GOLD Uは、入会申込日時点で満18歳以上（高校生除く）から29歳以下が対象となっております

dカード GOLD Uは、下記いずれかの条件を満たしていると年会費が実質無料となります。

dカード GOLD U 年会費無料条件

• 入会月時点で満22歳以下であること。
• 入会月から翌年の入会月前月末時点までのご利用金額が30万円（税込）以上であること
  （一部対象外売上あり）。
• 入会月前月末時点にeximo、eximoポイ活、ahamo契約があること

dカード GOLDやdカード PLATINUMは、使い方次第で年会費以上のメリットを得られるクレジットカードです。

そのため、ドコモ miniに申し込む際は、dカードの契約もあわせて検討する価値があります。

dカードの詳細はdカード徹底比較 年会費を超えるメリットを得る使い方とカード選びのポイントで解説しています。

ドコモ光セット割

ドコモ光、またはドコモのホームルーター「home 5G」に加入すると、1回線あたり1,210円のドコモ光セット割が適用されます。

ドコモ光セット割 home 5Gセット割	-1,210円

ドコモ miniにおいては、セット割の中でもドコモ光セット割が占める割合が大きくなっています。

たとえdカードお支払い割やドコモでんき割が適用された場合でも、ドコモ光セット割が適用されなければ十分な割引は受けられません。

その結果、月額料金は10GBで3,190円となり、30GB利用できるahamoよりも高額になってしまいます。

ドコモでんきセット割

ドコモでんきは、ドコモが提供する電力サービスで、東京電力と同等の価格帯でdポイントを活用してお得に電気を利用できる点が特徴です。

dカード GOLD以上のdカードでドコモ電気料金を支払いで2％のdポイントが還元されます。

ドコモでんきはオール家電や集合住宅では加入できないケースがあります。

東京電力や関西電力などと電気代が変わらないのであれば、ドコモでんきに乗り換えて、携帯料金を抑えつつポイントを獲得するのも一つの選択肢です。

＼dカード GOLD支払いで2％ポイント還元 ／

ドコモ miniの通信品質と通信速度について

格安SIMのように時間帯による速度制限はなく、ドコモ MAXやahamoと同じ通信品質で利用できます。

ただし、通信が混雑している場合には、ドコモ miniは他のプランよりも優先的に速度制限がかけられることがあります。

ドコモ mini　通信速度

ドコモ miniの実測結果をご紹介します。

平日の16時30分に地方で計測したところ、通信速度は約52Mbpsと、平均的な水準でした。

ドコモ miniに限らず、ドコモ回線は新宿駅や渋谷駅といった大型駅や、アリーナ規模のイベント会場では、通信速度が低下する「パケ詰まり」が発生することがあります。

パケ詰まりとは？

パケ詰まりとは、「アンテナは立っているのに、通信速度が極端に遅くなる」状態のことです。
たとえば、新宿駅やライブ会場など人が密集する場所では、通信設備に一時的にアクセスが集中してしまい、データの送受信がスムーズに行われなくなります。
その結果、ネット検索やLINEの送信すら時間がかかるほど重くて使えないと感じるケースもあります。

生活圏がパケ詰まりしやすいエリアにある方は、LINEMOやUQ mobileなど、他社回線の利用も検討してみましょう。

ギガを消費したら最大通信速度128kbpsに制限

ドコモ miniでは、基本データ容量の4GBまたは10GBを使い切ると、当月末まで通信速度が最大128kbpsに制限されます。

ギガを使い切った場合でも、追加でデータ容量（ギガ）を購入すれば、再び高速通信を利用できるようになります。

1GB	1,100円（税込）

4GB・10GBプランのどちらも、1GBを追加するとahamoやLINEMOのほうが割安になります。

データ追加が習慣になっている方は、ドコモ miniよりも他社プランのほうがフィットしやすいでしょう。

ahamo	LINEMO
2,970円/30GB	990円/3GB
	2,090円/10GB
	2,970円/30GB
公式サイト	公式サイト

ドコモ mini テザリングも無料

ドコモ miniは追加料金なしでテザリングの利用も可能です。

ただし、最大10GBのデータ容量でテザリングを利用するとスマホのデータ容量不足で速度制限になる可能性が高いです。

テザリングの利用前提であればahamoかドコモ MAXがオススメです。

ahamoなら、月の途中でも＋1,980円で「ahamo大盛り」を追加できるため、テザリングでデータを使いすぎた場合でも柔軟にギガを増やせます。

ドコモ mini メリット

ドコモ miniのメリットはセット割が適用されれば4GB/880円で利用できる料金体系です。

しかし、他のプランと比較した際に見えてくるメリットについてご紹介します。

セット割が対象になればコスパ良し

ドコモ miniのメリットは、セット割を適用すれば月額2,000円以下でドコモ回線を利用できる点です。

		4GB	10GB
基本料金		2,750円	3,850円
dカードお支払割	PLATINUM GOLD GOLD U	-550円	-550円
	dカード	-220円	-220円
ドコモ光セット割 home 5Gセット割		-1,210円	-1,210円
ドコモでんきセット割		-110円	-110円
最大割引適用後料金		880円	1,980円

基本的に24時間速度制限がなく、快適に通信できるのも大きな魅力です。

ドコモ回線が混雑した際は、ドコモ miniが優先的に速度制限の対象となります。

また、10GB／1,980円というデータ容量は、スマホ利用者の平均的な使用量に近く、データ超過による速度制限を防ぎやすい設計になっています。

dカード、ドコモ光、ドコモでんきなどドコモサービスをまとめて利用できる方であれば、ドコモ miniの契約を検討してみる価値があるでしょう。

Amazonプライムがお得

ドコモ miniに申し込み、ドコモ経由でAmazonプライムに登録すると、最大3カ月間無料で利用できます。

Amazonアカウントとdアカウントを連携することで、dポイントやd払いが利用できるようになり、ドコモの料金とまとめて支払うことが可能になります。

Amazon Primeを実質480円で利用できます。

ドコモ mini デメリット

ドコモ miniは、ドコモのエコノミープランに位置づけられており、ドコモのキャリアメールなど一部のサービスは有料オプションとして提供されています。

一方、ドコモ MAXはドコモの主要サービスをフルに利用できるプランです。

ここでは、「ドコモ mini」におけるサービス面でのデメリットについてご紹介します。

セット割適用外では割高

ドコモ miniはセット割が適用になってお得な料金プラになります。

		3GB	10GB
基本料金		2,750円(税込)	3,850円(税込)
home 5G セット割 ドコモ光セット割		▲1,210円(税込)
dカードお支払割	dカード	▲220円(税込)
	GOLD GOLD U PLATINUM	▲550円(税込)
dカードでんき割		▲110円(税込)
割引適用額		880円(税込)	1,980円(税込)

セット割が適用されると10GB/1,980円(税込)とLINEMOのベストプランに対応できます。

ドコモ mini	LINEMO
4GB/990円(税込)	3GB/990円(税込)
10GB/1,980円(税込)	10GB/2,090円(税込)

LINEMOの魅力はセット割なしで3GB/990円の価格ですが、完全にオンライン対応のためスマホの設定が苦手な人にとってハードルが高い料金プランです。

一方、ドコモ miniは有料ではあるものの、ドコモショップでの対面サポートに対応しているため、スマホの操作に不安がある方でも安心して利用できる料金プランです。

また、最大1,870円の割引が受けられるセット割は一見ハードルが高く感じて敬遠しがちですが、比較的適用しやすい「dカードお支払割」だけでも、最大550円の割引が適用されます。

		ドコモ mini
dカードお支払い割	PLATINUM GOLD GOLD U	-550円(税込)
	dカード	-220円(税込)
home 5G セット割 ドコモ光セット割		-1,210円(税込)
ドコモでんき割		-110円(税込)

dカードお支払い割（dカード GOLDの場合）が適用されるだけで4GB/2,200円(税込)、10GB/3,300円(税込)で利用できます。

ただし、10GBプランで「dカードお支払割」のみを適用した場合、月額2,970円（税込）で30GB使えるahamoの方がコストパフォーマンスは高くなります。

dカードの詳細はdカード徹底比較 年会費を超えるメリットを得る使い方とカード選びのポイントで解説しています。

本ブランドだけど家族割、家族間無料通話がない

ドコモ miniには家族間無料通話はありません。

ただし、家族にeximoやドコモMAXなど家族割対象のドコモ回線を契約している人がいれば、ドコモ miniとの家族間通話は無料で利用できます。

また、ドコモ miniは家族割は対象外ですがドコモ契約回線としてカウントされ、家族割対象のドコモ回線の割引に影響します。

例）みんなドコモ割

回線数		割引額	家族間無料通話
1回線	ドコモ MAX	-1,210円
2回線	ドコモ mini	–
3回線	ahamo	–

店頭サポートはなし

ドコモ miniでは店舗サポートが有料となります。

	ドコモ mini	ドコモ MAX
店舗サポート	有料	無料
電話サポート	未対応	無料
オンラインサポート	対応	無料
店頭申込み	4,950円	4,950円

サポートを重視するなら、ドコモMAXまたは有料の対面サポートに対応したahamoがおすすめです。

データ繰り越しができない

ドコモ miniには、UQ mobileやY!mobileのように未使用データの繰り越し機能はありません。

そのため、毎月のデータ容量を使い切らなかった場合でも、翌月に持ち越すことはできません。

また、データ容量（ギガ）を使い切ると、通信速度は最大128kbpsに制限されます。

最大通信速度は、LINEのテキストは送受信は可能ですが、動画視聴やSNS閲覧はほぼ困難です。

高速通信を再び利用するには、1GBあたり1,100円（税込）で追加購入する必要があります。

そのため、毎月10GBを超えるような使い方をする方は、30GB／2,970円で利用できるahamoの方がコスパが高くおすすめです。

ドコモ mini 注意事項

ドコモ miniは料金が分かりやすく、ドコモ品質の通信を手軽に利用できるプランですが、契約時・プラン変更時にいくつかの注意点があります。

特に「irumo」や「eximo」などドコモの旧プランからの切り替えでは、自動で廃止されるサービスや失われるデータがあるため、申し込み前に必ず確認しておきましょう。

irumoやeximoなどからドコモ miniへプラン変更する際、一部のドコモサービスは自動的に廃止されます。

プラン変更時に自動廃止されるサービスに注意

ドコモのプランからドコモ miniに乗り換える際に、ドコモの一部サービスが利用できなくなります。

バックアップ系のサービスは「iCloud」や「Googleドライブ」で代用できます。

また、ドコモメールを引き続き使用したい場合は、「ドコモメールオプション（月330円）」を利用することで引き続き「@docomo.ne.jp」を利用できます。

0.5GBプランがなくなる

ドコモ miniでは、月額550円／0.5GBのプランは提供されていません。

0.5GBプランは、かけ放題オプションを追加することで、サブ回線として通話を中心に利用する方に人気がありました。

また、1,100円〜（0.5GB：550円 + ワンナンバーサービス：550円）で連携できたiPhoneのSIMとApple Watchを連携する「ワンナンバーサービス」も1,430円（最大割引適用）からの利用になります。

ドコモ miniにはこのプランに代わる選択肢がないため、利用を希望する場合は、6月4日の受付終了までに申し込む必要があります。

ドコモ mini 初期費用と契約解除料について

ドコモminiはオンラインで申し込むと初期費用が無料に対して、ドコモショップでの申し込みは4,950円の事務手数料が発生します。

ドコモ miniで発生する事務手数料について解説します。

ドコモ mini 申し込み オンラインは無料

ドコモ miniの申し込みはオンラインなら事務手数料が無料、ドコモショップ（店頭）では4,950円（税込）の事務手数料がかかります。

ドコモショップ	オンライン
4,950円	無料

本人確認書類とクレジットカードがあれば、オンライン申込みは約15分で完了します。

まずはオンラインでの申込みを試し、操作に不安がある場合はドコモショップ（店頭）での手続きも検討してみてください。

＼ 手数料無料 自分のペースで契約ができる ／

ドコモ mini申し込み月は日割り

ドコモ miniの申し込み月は日割りになります。

例えば他社から10/25にドコモ miniの4GB申し込んだ場合、

セット割が最大適用になると170円（6日分）となります。

注意点として、ドコモ miniへ乗り換える際は、前の料金プランが日割り計算されません。
そのため、乗り換えた日付に関係なく、旧プランの1か月分がまるごと請求されます。

無駄な支払いを避けたい場合は、月末にドコモ miniへ乗り換えるのがおすすめです。

1年以内の解約は契約解除料が発生する

ドコモminiには最低利用期間はありません。

ただし、契約後1年以内の解約には1,100円の契約解除料が発生します。

契約解除料	1,100円

短期解約によるブラックリスト入りを心配する方もいますが、実際には「通信品質が期待に満たなかった」など正当な理由による解約であれば、過度に気にする必要はありません。

＼ 手数料無料 自分のペースで契約ができる ／

ドコモmini こんな人にオススメ

ドコモminiは、「安くても品質は妥協したくない」「格安SIMは不安」という人に向けて、ドコモ本ブランドの回線品質を維持しつつ、料金を大幅に抑えられるのが特徴です。

特に、スマホの利用が比較的ライトな人や、家族でドコモサービスを利用している人にとっては、コストパフォーマンスの高い選択肢となります。

ここでは、ドコモminiがどんな人に向いているのかを紹介します。

月間データ使用量が少なめ＆料金をとにかく抑えたい人

「ドコモ mini」は、4 GBまたは10 GBという容量から選択できるライトユーザー向けプランです。

毎月の携帯料金を少しでも抑えたい といった方にぴったりです。

割引適用時には4 GBプランが月額880円、10 GBが月額1,980円でドコモ回線が利用できます。

ドコモ品質・5G対応、人口カバー率90％

格安SIMの場合、昼休みや夕方などの混雑時間帯に通信速度が低下し、動画の読み込みが途切れることがあります。

一方、ドコモ miniはドコモ本ブランドの回線をそのまま利用できるため、時間帯による速度制限が基本的にありません。

また、ドコモの全国ネットワーク網を利用しているため、地方や山間部などでも安定して通信が可能です。

ただし、通信が非常に混雑している場合は、ドコモMAXよりも優先して、ドコモ miniが先に速度制御される場合があります。

日常利用では問題ありませんが、大容量通信を行う場合は注意が必要です。

家族がドコモでドコモ光やdカードを使用している

ドコモminiはセット割が適用されないと、他の10GB以下のプランよりも割高になってしまいます。

家族がすでにドコモを契約していて、ドコモ光セット割やdカードお支払い割が適用される方にオススメな料金プランです。

割引内容		割引額（税込）	適用条件
ドコモ光セット割 home 5G セット割		-1,210円	家族がドコモ光またはhome 5Gを契約
dカードお支払い割	dカード	-220円	dカード
	GOLD以上	-550円	dカード GOLD dカード GOLD U dカード PLATINUM
ドコモでんきセット割		-110円	ドコモでんきを契約

dカード GOLDは年会費が11,000円（税込）かかりますが、家族のドコモ回線料金やドコモ光などをまとめて支払うことで、年会費以上の割引効果を得られるケースが多いです。

Apple Watch ワンナンバーサービスを利用したい

iPhone利用者に人気のApple Watch通信サービス。

docomoやau、SoftBankではセット割が適用されないと、4,928円/1GB〜のプランでしか契約できません。

一方、ドコモminiはセット割が適用外でも3,300円（2,750円/4GB + 550円）でワンナンバーサービスを利用できます。

	4GB	10GB
基本料金	2,750円	3,850円
最大割引適用	880円	1,980円
ワンナンバーサービス	550円

ドコモ miniは、セット割をすべて適用すれば月額2,530円（税込）で10GB利用でき、さらにワンナンバーサービス（＋550円）も併用可能です。

この料金で、Apple Watchなどのセルラーモデルをスマホと同じ番号で使えるのは、他社にはない大きな魅力です。

また、自宅でドコモ光を契約している場合は、日常の通信の多くをWi-Fiでまかなえるため、10GBでも十分にやりくりできる容量です

＼ 手数料無料 自分のペースで契約ができる ／

ドコモ mini と合わせて検討したい通信プラン

dカードお支払い割（550円引き）を適用させるために、年会費11,000円のdカード GOLDに加入するのは本末転倒です。

ここでは、ドコモ miniと比較しながら、状況に応じてより適した通信プランについても紹介していきます。

ahamo 月額2,970円/30GB シンプル料金プラン

ドコモ miniでセット割が適用されない場合は、ahamoもあわせて検討することをおすすめします。

		4GB	10GB	ahamo
基本料金		2,750円	3,850円	2,970円
dカードお支払割	PLATINUM GOLD GOLD U	-550円	-550円	–
	dカード	-220円	-220円	–
ドコモ光セット割 home 5Gセット割		-1,210円	-1,210円	–
ドコモでんきセット割		-110円	-110円	–
最大割引適用後料金		880円	1,980円	2,970円

ドコモ miniの10GBプランは、セット割が適用されていない場合、月額3,850円と、30GB利用できるahamoよりも高額になります。

ahamoは基本的に申し込み・サポートがオンライン専用ですが、希望すれば3,300円でドコモショップでの対面サポートも利用可能です。

また、ahamoはセット割がないため、好きなクレジットカードや光回線を自由に選べる点もメリットです。

LINEMO 選べるベストプラン

SoftBankのオンライン専用プラン「LINEMO」もドコモ miniと合わせて検討したい料金プランです。

	ベストプラン	ベストプランV
基本料金	990円/3GB	2,970円/30GB
	2,090円/10GB
5分かけ放題	550円	込
かけ放題	1,650円	1,100円

LINEMOのベストプランは、基本料金990円で3GBまで利用でき、3GBを超えると10GB／2,090円に料金が変動する従量制プランです。

セット割がないため、誰が契約しても同じ価格で利用できるという点に公平性が感じられます。

通信回線はSoftBank網を使用しており、24時間高速通信が可能で快適に利用できます。

LINEMOのデメリットとされるオンラインサポートも、申し込みと初期設定さえ完了すれば、サポートを利用する場面はほとんどありません。

ドコモ miniの代替プランとして、ahamoとあわせて検討したい魅力的な料金プランのひとつです。

UQ mobile

UQ mobileは、auのサブブランドとして対面サポートを含むフルサポートを提供しています。

セット割の適用条件もドコモよりハードルが低く、5GB/35GBの2プランから柔軟に選べる料金体系が特徴です。

	トクトクプラン2	コミコミプランバリュー
基本料金	4,048円/30GB	3,828円/35GB
自宅セット割	-1,100円	–
au PAY カードお支払い割	-220円	–
5GB以下の月	-1,100円	–

また、時間帯による速度制限もないため、通信と通話がメインの利用であれば、UQ mobileで十分満足できるでしょう。

ドコモ miniよくある質問

【結論】ドコモ miniはセット割活用でお得

ドコモ miniは、セット割が適用されれば4GBで月額880円、10GBで月額1,980円と、他社サブブランドプランにも対抗できる価格帯になります。

しかし、セット割の条件が複雑なため、「誰でも簡単に適用できる」とは言い難い点に注意が必要です。

また、店舗サポートも有料であるため、10GB程度の利用を想定している方には、LINEMOやUQ mobileの利用をおすすめします。

逆にドコモ miniをお勧めできる人は家族がドコモを利用していて「ドコモセット割」が適用される人にはオススメです。

また、ドコモ miniの10GBでドコモセット割が適用されない場合、ahamoの方がお得です

ドコモ miniのポイントはどれだけセット割が適用できるか？

セット割を適用させるために光回線を変更し、かえって料金が高くならないよう、全体のコストを見直すことをおすすめします。