スマホ代を節約したいけれど、「結局どの格安SIMが一番お得なの?」と迷っていませんか?
そんな中、注目を集めているのが 「メルカリモバイル」。
フリマアプリでおなじみのメルカリが手掛ける新サービスで、日本初となる個人間での「ギガの売り買い」ができるユニークな仕組みを採用しています。
- 日本初の「ギガの売買」機能
- シンプルな2種類の料金プラン
- ドコモ回線を利用
- eSIM専用サービス
- 支払い方法は限定的
- アプリで手続き完結
使い方次第では通信費を節約でき、月末にギガが足りなくなった際も安く購入して活用できます。
一方で、eSIM専用であることや支払い方法の制限など、契約前に確認しておきたい注意点もあります。
この記事では、メルカリモバイルの評判やメリット・デメリット、他社との比較まで解説します。
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メルカリモバイルとは?基本情報と特徴
メルカリモバイルの特徴
メルカリモバイルは、フリマアプリ「メルカリ」を提供する格安SIMサービスです。
2023年にスタートした比較的新しいサービスで、「余ったギガを売れる・不足分を買える」という日本初の仕組みが最大の特徴です。
従来の格安SIMは「使わなかったギガが無駄になる」「プラン変更しないとデータ量の調整ができない」といった課題がありました。
メルカリモバイルはメルカリらしく「メルカリモバイルユーザーが使わないギガを売買できる」他社にはないサービスです。
メルカリモバイル 利用回線はドコモ回線(eSIM専用)
メルカリモバイルはドコモの回線を利用してたMVNO回線です。
そのため、通信エリアや通信品質はドコモと同等。
ただし格安SIM特有の「混雑時間帯の速度低下」は避けられず、口コミでも「昼休みや夕方に遅い」という声が目立ちます。
また、SIMカードはeSIM専用で提供されています。
- 物理SIMは非対応(今後対応予定あり)
- 利用にはeSIM対応端末が必要
- 申し込み時にマイナンバーカード+NFC対応端末が必須
本人確認書類として利用できるのはマイナンバーのみとなっているため、注意が必要です。
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メルカリモバイル 料金プラン(2GB・20GB)と初期費用
メルカリモバイル 料金プラン
2GB | 20GB |
---|---|
990円(税込)/月 | 2,390円(税込)/月 |
メルカリモバイルは2プランで通話料は30秒22円。
データを使い切った場合は最大128kbpsに制限されます。
メルカリモバイル 通話料金とかけ放題オプション
メルカリモバイルはドコモ回線を利用して通話が可能です。
通話料 | 30秒/22円(税込) |
---|
また、通話かけ放題オプションも提供されています。
5分かけ放題 | 10分かけ放題 | かけ放題 |
---|---|---|
550円(税込) | 770円(税込) | 1,320円(税込) |
初期費用と支払い方法について
メルカリモバイルでは、契約時に3,300円(税込)の初期費用が発生します。
また、料金の支払い方法は 「メルカード」または「メルペイのあと払い」 に限定されているため、この点には注意が必要です。
初期費用 | 3,300円 |
---|---|
支払方法 | メルカード メルペイ |
メルペイのチャージ方法はクレジットカードからチャージができません。
- メルカリの売上金
- 銀行口座チャージ
- セブン銀行ATM
本人認証(マイナンバーカード)やSIM(eSIMのみ対応)、さらに支払い方法にも制限があるため、申し込みの際は自分の条件に合うかを事前に確認する必要があります。
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メルカリモバイルの良い評判・口コミ
料金が安くコスパが高い
メルカリモバイルの大きな特徴のひとつが、ギガ売買による柔軟な通信プラン運用です。
一般的な格安SIMでは、ギガを使い切った場合に「1GBあたり220円で追加購入」といった仕組みが多く見られます。
一方、メルカリモバイルでは不足したギガを他のユーザーから購入できるだけでなく、余ったギガを出品して売却できるというメリットがあります。
この仕組みにより、月ごとにデータ使用量が変動しやすいユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となっています。
アプリ内で手続き完結&メルペイ決済が使える
メルカリモバイルは、すべての手続きがメルカリアプリ内で完結します。
申込から契約、ギガ売買、料金確認までアプリで操作でき、店舗に行く必要もありません。
特にメルカリを日常的に利用しているユーザーにとっては「アプリの操作感が馴染みやすい」「面倒な手続きが少ない」と好評です。
また、支払い方法としてメルカードやメルペイのあと払いが利用できるため、メルカリ経済圏でのポイント還元をフル活用できる点も魅力。
メルカリモバイルのデメリット
通信速度が遅い 特に昼休みや夕方
メルカリモバイルに限らずMVNO(格安SIM)で最も多く見られる不満は「通信速度が遅い」という点です。
- 通勤時間帯
- お昼休み時間帯
- 夕方
特に平日の昼休み(12時台)や夕方(18時前後)といった混雑時間帯には速度が大きく低下する傾向があります。
通常のネット閲覧やXなどのテキスト媒体はには支障がないものの、動画視聴やゲーム、リモートワーク用途では通信が途切れるとの声も多く見られます。
ドコモ回線を利用しているためエリアは広いですが、格安SIM特有の「速度制限リスク」は避けられません。
格安SIMとしては割高
メルカリモバイルの料金プランは2GB/990円と20GB/2,360円の2種類のみです。一見するとシンプルで分かりやすい料金体系ですが、他のMVNO(格安SIM)と比べると必ずしも割安とは言えません。
メルカリモバイル | 楽天モバイル | IIJmio | LINEMO |
---|---|---|---|
2GB/990円 | 3GB/1,078円 | 2GB/850円 | 3GB/990円 |
20GB/2,360円 | 20GB/2178円 | 25GB/1,700円 | 30GB/2,970円 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
例えば、LINEMOでは3GBで990円、楽天モバイルなら3GBまで1,078円で利用でき、さらに20GB以上も使える従量制プランが用意されています。
メルカリモバイルは1GBあたりの単価で見ると割高に感じられますが、未使用分のデータを売却できる仕組みがあるため、使い方次第では通信費を抑えられ、結果的にお得になる場合もあります。
eSIM専用のため端末対応が必要
メルカリモバイルはeSIM専用サービスであり、物理SIMカードには対応していません。
2025年時点では多くのスマホがeSIMに対応しているため、利用できない機種は限られています。
とはいえ、eSIMの設定は従来のSIMカードよりやや複雑で、申し込み時にはNFC対応スマホでマイナンバーカードを読み込む必要があるため、契約条件のハードルがやや高い点には注意が必要です。
サポートがチャット中心で不安
メルカリモバイルのサポート体制は、基本的にオンライン対応です。電話窓口は用意されていないため、直接オペレーターとやり取りしたい人にとっては不安材料となるでしょう。
また、オンライン対応のためレスポンスが遅く、「質問しても返答が遅い」「細かいトラブル解決に時間がかかる」といった口コミも一部で見られます。
サポート体制を重視するのであれば、店舗や電話サポートが手厚いドコモ・au・ソフトバンク、あるいは格安SIMの中でもサポートに強いUQモバイルを選ぶ方が安心です。
データ繰り越し不可
メルカリモバイルでは、余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができません。
さらに、余ったデータを販売できる期限も当月のみのため、月末になると「ギガを出品しても売れない」という状況が起こり得ます。
多くのユーザーがギガ不足になるのは月末に集中する傾向があるため、ギガが余りそうな場合は早めに出品するなど、計画的に活用することが大切です。
海外ローミング非対応
近年の通信プランでは、基本プランに海外ローミングを含むサービスも増えてきています。
一方、メルカリモバイルは海外ローミング非対応です。そのため、海外で利用する場合には注意が必要です。
解決策としては、ahamoや楽天モバイルなど海外ローミング対応のプランをデュアルSIMで併用する方法があります。
これにより、メルカリモバイルを国内利用に使いつつ、同じスマホで海外ローミングも利用することが可能です。
支払い方法はメルカード/メルペイのあと払い限定
メルカリモバイルの料金支払いは、メルカードまたはメルペイのあと払いに限定されています。
一般的な格安SIMではクレジットカード払いや口座振替が選べるケースが多いですが、メルカリモバイルはこの2種類に縛られるため、「クレジットカードを使いたい」「口座引き落としにしたい」といったニーズには対応していません。
ただし、メルカリを日常的に利用しているユーザーにとっては「売上金やポイントをそのままスマホ代に充てられる」というメリットもあります。
したがって、この点は人によってメリットにもデメリットにもなり得る条件といえるでしょう。
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メルカリモバイルのよくある質問(FAQ)
メルカリモバイルのデメリットは?
メルカリモバイルは格安SIMとして最安ではありません。
ギガを売却して節約できるものの、毎月3GB〜20GB以上使う人は他社プランの方がお得です。
メルカリモバイルは誰でも契約ができますか?
メルカリモバイルは18歳以上であれば基本的に契約可能です。
ただし、審査基準によっては申し込みが承認されない場合もあります。
一方で、支払い方法にメルペイを利用できるため、クレジットカードを持っていない人でも契約できる可能性がある点はメリットです。
ギガを使い切ったらどうなる?
データ容量を使い切った場合は、最大128kbpsに速度制限されます。
この速度ではLINEのテキスト送受信程度は可能ですが、動画視聴や画像多めのSNS利用には厳しい速度です。
通信回線はどこを使っていますか?
メルカリモバイルは、ドコモの回線を利用しています。そのため全国的に広いエリアで利用可能ですが、格安SIM特有の混雑時には速度低下が起こることがあります。
【まとめ】「メルカリ経済圏ユーザー」なら検討の価値あり
メルカリモバイルは、月額990円から利用できる格安SIMであり、さらに余ったギガを売って不足分を買える独自機能を備えた新しいサービスです。料金の安さやメルカリアプリで手続きが完結する点は高く評価されています。
一方で、速度の遅さ・プランの少なさ・eSIM専用・海外非対応といった制約も多く、万人向けとは言えません。
特に「メルカリ経済圏」を活用している人にとっては、ポイント還元や売上金をそのままスマホ代に使える唯一の格安SIMとして検討する価値があります。
他社格安SIM(楽天モバイル・UQモバイル・LINEMOなど)と比較しつつ、自分の利用スタイルに合うかどうかを見極めることが重要です。
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