ドコモMAXの海外データ通信 200ヶ国対応・30GB無料の使い方と注意点

ドコモMAXなら、海外200以上の国・地域で30GBまで追加料金なしでデータ通信が利用できます。

しかもahamoと異なり国内のデータ無制限とは別枠で30GBが利用できるため、渡航前にどれだけ通信しても海外で使える容量が減ることはありません。

ドコモMAX 海外ローミングのポイント
  • 追加料金なし
  • 海外データ容量:30GB
  • 対応国・地域:200以上
  • 日数制限:15日

ただし、15日を超えると最大128kbpsに速度制限されることや、海外での通話・SMSには別途料金がかかるなど、知っておくべき注意点もあります。

この記事では、ドコモMAXの海外データ通信の仕組み・設定方法・注意点を実際に使った視点から解説しています。

目次

ドコモMAXの海外データ通信 基本情報まとめ

ドコモMAXは、海外200以上の地域で1回の渡航(最大15日間)で30GBまで追加料金なしで海外で利用できるプランです。

海外でドコモMAXを使用するためには、「WORLD WING」の契約と、スマホのローミング設定が必要です。

この2点さえ押さえれば海外に到着したらスマホの電源を入れるだけ。

まずはドコモMAXの基本スペックを整理します。

ドコモMAXの海外データ通信 基本スペック

月額基本料金8,448円(税込)/無制限
セット割適用後の最安料金5,148円(税込)
海外で使えるデータ容量最大30GB/月
海外利用の日数制限15日間(海外で最初にデータ通信した日から)
対応国・地域200以上
事前申し込みWORLD WING(無料)
利用方法スマホの「ローミング」をONにするだけ
テザリング海外30GBの範囲内で利用可能
海外での通話・SMS別途有料
30GB超過後の速度当月末まで送受信最大1Mbps
15日超過後の速度送受信最大128kbps

ドコモMAXの月額料金は8,448円(3GB超利用時)で、セット割が適用で5,148円で利用できます。

海外ローミングの他にDAZNやNBA docomoなど人気のサブスクが最大2つ含まれるボリュームタップリある通信プランです。

基本料金8,448円
みんなドコモ割2回線-550円
3回線-1,210円
ドコモ光セット割-1,210円
dカードお支払割GOLD
GOLD U
PLATINUM
-550円
一般カード-220円
長期利用割20年以上-220円
10年以上-110円
ドコモでんきセット割-110円
最大割引適用月額5,148円

すべての割引が適用されると月額5,148円で、国内データ無制限と海外30GB、DAZNなどのサブスクが利用できると考えれば、かなりコスパの良いプランです。

「WORLD WING」の契約が必要

ドコモMAXの海外データ通信を利用するには「WORLD WING」の契約が必要です。

WORLD WING」はドコモMAXを海外で利用するためのサービスで、契約料は無料です。

WORLD WINGを契約せずに海外へ行くと、通信・通話・SMSのすべてが利用できないため注意してください。

もし海外到着後に未加入と気づいた場合は、ドコモのMy Menuから申し込みが可能です。それでも解決しない場合は、チャットサポートに相談してみましょう。

WORLD WINGの契約とスマホの「ローミング」をONにすれば、対応国に到着したらスマホの電源をONにすれば使えます。

海外30GBは国内データとは「別枠」で使える

ドコモMAXの海外データ通信は、海外で使える30GBは国内のデータ容量とは別に計算されます。

ahamoの場合、基本データ量30GBの中に海外ローミングが含まれています。
たとえば渡航前に日本で5GB使用した場合、海外で使えるデータ量は残りの25GBです。
なおahamo大盛りの場合は、合計110GBのうち最大30GBまで海外で利用できます。

ドコモMAXは国内でどれだけ使っても、海外では丸ごと30GBを利用できます。

たとえば出発前に日本で50GB使っていたとしても、海外で使える容量は30GBのままです。
15日間の日数制限内で30GBあれば、動画視聴も含めて余裕をもって利用できるでしょう。

なお「5Gデータプラス」と併用して海外で利用する場合、ドコモMAXの30GBから消費される点には注意が必要です。

対応国は200以上!日本人の主要渡航先はほぼカバー

ドコモMAXの海外データ通信は、200以上の国・地域で、日本人に人気の渡航先はほぼ網羅されています。

対応国(クリックして表示して下さい)
  • アメリカ(本土)
  • アラスカ
  • カナダ
  • グアム
  • ハワイ
  • サイパン

ahamoの対応国は91カ国に対して、ドコモMAXの対応エリアは200の国と地域。

ahamoに対応していないアルゼンチンやクウェート、モルディブなどマイナーなエリアにも対応しています。

ドコモMAXでも一部国と地域では追加料金が発生します。

ドコモ対象外国
  • レバノン
  • バハマ
  • ボリビア
  • サントメ・プリンシペ
  • ジブチ
  • ジンバブエ

渡航前にドコモ公式サイトで確認してください。

ドコモMAXを海外で使うための設定

ドコモMAXの海外データ通信をするための準備は3つ。

海外ローミングの準備
  • 渡航先がドコモMAXに対応しているか
  • WORLD WINGに申し込む
  • スマホの「ローミングをON」にする

渡航先に到着したら、スマホの「データローミング」をONにするだけで、データ通信ができます。

ここでは、iPhoneとAndrodiごとの設定方法について解説します。

なお、設定を行う前に以下の2点だけ事前に確認しておきましょう。

iPhoneの設定手順

iPhoneの「ローミング手順」を解説します。

iPhone ローミング手順
  • 設定
  • モバイル通信
  • ドコモMAXのSIMを選択
  • ローミング」をONにする

「ローミング」のONの設定は渡航前でも渡航後でも問題ありません。

Androidの設定手順

Androidも同様に、設定から「ローミング」をONにします。

メーカーやOSバージョンによって画面表示や項目名が若干異なります。
基本的にSIMの設定内に「ローミング」の項目があります。

  • 設定
  • SIMカードとモバイルネットワーク
  • データローミング
  • 高度な設定
  • 国際ローミング

Androidは機種ごとにメニューの名前が異なるため、見つからない場合は設定画面上部の検索バーに「ローミング」と入力して検索すると、該当する項目が表示されます。

帰国後にやるべき設定(データローミングOFF)

帰国してやることはデータローミングをOFFにするだけ。

「ローミング」をOFFにしなくても問題ありません。

ただし、次回の渡航時にトランジットなどで意図しないデータ通信が発生し、想定外の通信料が請求されるリスクがあるため、帰国後はOFFに戻しておくのが安全です。

「ローミングのOFF」は設定でONにした手順でOFFを選択するだけです。

ドコモMAXとahamoの海外利用を比較

ドコモMAXもahamoも、どちらも海外で追加料金なしのデータ通信が使えるドコモのプランです。

しかし、両プランの内容を比較するとデータローミングの内容は異なります。

ローミングの違い
  • データ容量の考え方
  • 対応国の数
  • 月額料金
  • 付帯する特典

「結局どっちを選べばいいの?」という疑問にしっかり答えるために、ここでは主要な項目をひとつずつ比較していきます。

まずは全体像を比較表で確認しましょう。

ドコモMAXとahamo 海外データ通信の比較表

ドコモMAXahamo
月額基本料金8,448円(3GB超)2,970円
セット割適用後の最安5,148円割引なし(2,970円固定)
国内データ容量無制限30GB(大盛りで110GB)
海外データ容量30GB30GB(国内利用分と合算)
海外データの計算方法国内とは別枠国内利用分と合算
対応国・地域200以上91カ国
日数制限15日間15日間
事前申し込み不要
WORLD WING必要
不要
15日超過後の速度最大128kbps最大128kbps
30GB超過後の速度最大1Mbps最大1Mbps
テザリング(海外)30GBまで可能30GBまで可能
通話料(海外)国際料金国際料金
店舗サポート対応非対応
電話サポート対応非対応
オンラインサポート対応対応

使用でできるデータ量は最大30GBと同じですが、対応国とデータ使用範囲については異なります。

海外使用データ容量の違い

ドコモMAXとahamoの海外利用における最大の違いは、海外で使える30GBの扱い方です。

ドコモ MAXahamo
最大30GB国内外合わせて最大30GB
※ahamo大盛りを追加しても最大30GB

ドコモMAXは国内のデータ通信無制限とは別に、海外で使えるデータ量が丸々30GB確保されています。

一方ahamoは、当月の基本データ量30GBを国内利用分と海外利用分で共有する仕組みです。

ahamoは基本データ量の30GBを使い切っても、ahamo大盛りを追加すれば合計110GBのうち最大30GBまで海外ローミングが利用できます

スクロールできます
ドコモMAXahamo(30GB)ahamo大盛り(110GB)
国内で10GB使用後に渡航海外で30GB使える海外で20GB使える海外で30GB使える
国内で25GB使用後に渡航海外で30GB使える海外で5GB使える海外で30GB使える
国内で50GB使用後に渡航海外で30GB使える―(容量超過済み)海外で30GB使える

帰国後、ドコモMAXは国内データ通信を引き続き無制限で使用できます。

一方ahamoは、渡航前と渡航中で合わせて25GB使用した場合、当月の残りは5GBまでしか高速通信ができません。

対応国、対応エリアも異なる

ドコモ MAXとahamoとでは対応エリアが異なります。

ahamoは日本人が多く渡航する韓国、台湾、アメリカ(ハワイ含む)、タイ、シンガポールなどに対して、ドコモ MAXはローカルなエリアまでカバーしています。

  • ドコモMAX:200以上の国・地域
  • ahamo:91カ国

差が出るのは、南米・中東・アフリカなどのマイナーな渡航先です。

ahamoでは対応していないこれらの地域でも、ドコモMAXなら利用できるケースがあります。

ドコモ MAXの対象国はドコモ公式サイトをご確認ください。

ドコモMAXでもレバノン・バハマ・ボリビア・サントメプリンシペ・ジブチ・ジンバブエなどの、一部エリアでは海外データ通信無料の対象外(従量制課金)となるため注意が必要です。

月額料金の違い

ドコモMAX、ahamoともに海外利用料は発生しませんが、月額料金は大きく異なります。

ドコモ MAX
ahamo
  • セット割前提の通信プラン
  • サブスク合わせてならお得
  • データ無制限
  • シンプル料金プラン
  • 5分かけ放題込み
スクロールできます
ドコモ MAXahamo
基本料金8,448円/無制限2,970円/30GB
みんなドコモ割2回線-550円
3回線-1,210円
ドコモ光セット割-1,210円
dカードお支払割GOLD
GOLD U
PLATINUM
-550円
一般カード-220円
長期利用割20年以上-220円
10年以上-110円
ドコモでんきセット割-110円
最大割引適用月額5,148円2,970円

ahamo大盛り/+80GBを追加すると、110GB/4,950円まで増量できます。

ahamoはセット割がなく月額2,970円/30GBと、シンプルでわかりやすい料金体系が人気のひとつです。

一方、ドコモMAXはすべてのセット割を適用しても月額5,148円で、ahamoとの差額は月に約2,200円になります。

ドコモMAXのセット割は複雑で、特にdカードの券種によって割引額が異なる点や、長期利用割は10年以上の契約がないと適用されない点に注意が必要です。

そのため、これから新規でドコモMAXを契約する場合は、最安でも5,368円からのスタートになります。

ドコモMAX/ahamo どちらを選ぶべき?

ドコモMAXとahamoを海外ローミングだけで選ぶのは適切ではありません。

普段のデータ使用量や使い方をもとに選ぶのがスムーズです。

ドコモMAX
ahamo
  • 普段のデータ量が30GB以上
  • DAZNやLeminoを契約している
  • サポートが必要
  • ドコモ経済圏
  • セット割に縛られたくない
  • 毎月のデータ量が30GB以下
  • 設定、トラブルは自分で解決できる

すべてのセット割が適用できなくても、毎月のデータ使用量が110GB以上であればドコモMAXを選ぶべきです。

また、DAZNを契約していて無制限プランを利用している方にもドコモMAXがおすすめです。

一方、セット割に縛られたくなく毎月のデータ使用量が30GB程度であれば、ahamoがおすすめです。

いずれにせよ、毎年海外旅行をされる方にとって、ドコモMAXとahamoは手続き不要で海外データ通信が使える便利なプランと言えるでしょう。

ドコモMAXを海外で使う際の注意点

ドコモMAXの海外データ通信は、追加料金なし・手続き不要でとても便利なサービスです。

しかし、電話やSMSは別途国際料金が発生するため、海外でドコモMAXを使用する前に確認しておきたい注意点をご紹介します。

15日間を超えると最大128kbpsに速度制限される

ドコモMAXの海外データ通信には「15日間」という日数制限があります。

具体的には、海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として、15日経過後の日本時間0時以降に通信速度が送受信最大128kbpsに制限されます。

15日を経過して速度制限になると、日本に帰国するまで解除されません。

また、起算日は日本時間で計算されるため、日本時間の夜23時に渡航先でデータ通信を開始した場合、その日が1日目としてカウントされます。

もし、15日以上滞在する場合、15日以降はeSIMを用意しておくなど対策が必要になります。

30GBを超過すると最大1Mbpsに制限される

海外で利用したデータ量が30GBを超えた場合、海外での通信速度は当月末まで送受信最大1Mbpsに制限されます。

最大1Mbpsであれば、LINEやWebサイトの閲覧、地図表示などは問題なく利用できます。

ただし、高画質の動画視聴や大容量ファイルのダウンロードは厳しくなります。

テザリングや高画質な動画の長時間視聴を控えれば、15日間で30GBを使い切ることはほぼないでしょう。

LINE約50万回
LINE電話約55時間
音楽ストリーミング再生約20時間
動画視聴(標準画質)約2時間
Web閲覧約3,000ページ

ホテルでWi-Fiを使えば、30GBを使い切る心配はありません。

通話・SMSは有料(着信も課金対象)

海外でドコモMAXを使う注意点として、通話とSMSです。

ドコモMAXは海外でのデータ通信は追加料金は発生しませんが、通話とSMSは国際料金が発生します。

発信通話国際料金
着信通話国際料金
SMS送信国際料金
SMS受信無料

海外での音声通話は、国内の「かけ放題オプション」や「5分通話無料オプション」の対象外です。

海外でドコモMAXで通話する場合、電話アプリでの通話は発信だけでなく着信にも国際通話料金が発生します。

SMSは受信無料ですが、送信には1回あたり100円(税込)からの料金がかかります。

通話料は渡航先で異なります。

スクロールできます
渡航先滞在国内への発信日本向け発信着信SMS
アメリカ(本土)125円/分140円/分175円/分100円/回
ハワイ125円/分140円/分175円/分100円/回
韓国50円/分125円/分70円/分100円/回
シンガポール75円/分175円/分155円/分100円/回
タイ75円/分175円/分155円/分100円/回
台湾75円/分175円/分145円/分100円/回

※各国の「対応エリア・通話料・通信料」はドコモ公式サイトでチェックしてください。

対応エリア外では従量課金で高額になるリスクあり

ドコモMAXの海外データ通信が追加料金なしで使えるのは、200以上の国・地域に限った話です。

一部地域では使えない、または従量制で使った分だけ請求されます。

従量制エリア
  • レバノン
  • バハマ
  • ボリビア
  • サントメ・プリンシペ
  • ジブチ
  • ジンバブエ

また、ドコモMAXのローミングは対応していない国もあるため、渡航前にドコモ公式サイトで対応国を必ず確認しましょう。

無料ローミング対象外の国で意図しない課金を避けたい場合は、ローミングをOFFにして予期せぬデータ通信を防いでください。

その際は、現地のSIMやeSIM、Wi-Fiレンタルなど別の通信手段を利用しましょう。

ドコモMAXで海外の高額請求を防ぐ5つのポイント

ドコモMAXは海外でも30GBまで追加料金なしでデータ通信が使えますが、「本当に追加料金がかからないの?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

僕自身、ahamoも含めてドコモのデータローミングを毎年利用しており、渡航回数は10回以上。
想定外の請求は一度もありません。

ここでは、そんな僕が実践している高額請求を防ぐために意識していることを紹介します。

一般的に…

  • バックグラウンド通信をOFFにする
  • 動画・音楽は渡航前にダウンロードしておく

など対策など見かけますが、15日間で30GBの縛りから考えると重要ポイントとは言えないでしょう。

通話はLINE・Instagramなどアプリ通話を使う

海外で想定外の請求が発生するケースとして気をつけたいのが「通話料とSMS」です。

デフォルトでインストールされている電話アプリやSMSアプリを使うと、国際通話料やSMS送信料がかかってしまいます。

この2つさえ使わなければ、想定外の請求は避けられます。

LINEやInstagram、Xなどのアプリ経由での通話やメッセージのやり取りは、すべてデータ通信扱いなので追加料金は発生しません。

無料で利用できる通信手段

通話
メッセージ
  • LINE
  • Instagram
  • X
  • Skepe
  • WhatsApp
  • LINE
  • Instagram
  • X
  • Skype
  • +メッセージ
  • WhatsApp

これらのアプリはデータ通信を利用するため、ドコモMAXの海外30GBの範囲内で追加料金なしで通話できます。

また、iPhoneのiMessageもSMS扱いになるため、+メッセージから送信することで追加料金は発生しません。

海外では徹底して「SMSと電話アプリを使わない」を意識してください。

着信電話も可能な限り出ない

海外滞在中は、着信にはできるだけ出ないことを意識しましょう。

海外での通話料は、実は発信よりも着信の方が高くつきます。

どうしても対応が必要な電話は、着信が切れるのを待ってからこちらから折り返した方が通話料を抑えられます。

ただし、緊急性を感じたときは通話料を気にせず電話に出てください。お金より安全が最優先です。

海外ローミング30GBで足りる?

海外で30GBのデータ量が足りるか、不安に感じる方もいるかもしれません。

ただ、Wi-Fiを使わずに動画をガンガン観たり、テザリングで常時接続したりしない限り、15日間で30GBを使い切るのはなかなか難しいです。

実際、僕はテザリングを使っていたときに2日で20GB消費したことがあります。

でも、旅行中にスマホで動画を観る程度なら、1週間で10GBにも届きません。

テザリングや長時間の動画視聴、オンラインゲームさえ気をつければ、データ節約をそこまで意識する必要はないでしょう。

とはいえ、My docomoでデータ消費量を1日1回チェックしておくと安心です。

ドコモMAXが海外で繋がらない時の対処法

渡航先で「電源をを入れてもデータ通信ができない。」

ドコモMAXの場合

  • ドコモMAX 対応国
  • データローミングがON
  • WORLD WING

この3点が行えていれば、スマホの電源をONにするだけでデータ通信が可能です。

ここでは、繋がらない時に試すべき対処法と、繋がらなかった時の問い合わせ先について解説します。

スマホの再起動

飛行機から降りてスマホの電源をONにすると、ドコモが提携している現地の通信事業者の電波を自動的に探しに行きます。

通常であれば電波をつかみ、ドコモから海外ローミングの案内が届いてデータ通信が行えるようになります。

しかし、現地のネットワークをつかめないケースもあるため、1分程度待っても電波が立たないときはスマホを再起動してみてください。

スマホの再起動をしても電波をつかめないときは別の原因があると考えられます。

WORLD WINGの契約を確認する

データローミングをONにしても繋がらない場合、そもそも国際ローミングサービス「WORLD WING」の契約がない可能性があります。

ドコモMAXで海外データ通信を利用するには、WORLD WINGへの加入が前提です。WORLD WINGはドコモの契約時に併せて申し込んでいる場合もありますが、念のため一度確認しておきましょう。

WORLD WINGの確認方法
  • アカウントを選択(メールアドレス)
  • ご契約内容
  • 海外
  • 海外で使う(WORLD WINGで契約中になっているか確認)

機内モードをOFFになっていないか?

飛行機に搭乗する際、機内モードに設定する機会があります。

降機後に機内モードの解除を忘れると、電波をつかめないままになる可能性があります。

データ通信ができないときは、端末の状態が「機内モード」なのか「圏外」なのかを確認しましょう。

通常、現地の電波をつかめばアンテナが表示されるため、機内モードになっている場合は解除してアンテナが立つかどうかを確認してください。

ネットワークを手動で選択する

端末の再起動や機内モードの切り替えでも繋がらない場合、ネットワークの自動選択がうまく機能していない可能性があります。

海外ローミングの仕組みはドコモと契約した海外の通信設備を借りてデータ通信を行います。

韓国の通信事業者
  • SKT
  • KT
  • LG U

ドコモMAXが上記のいずれか事業者に自動で接続されます。

自動で海外通信事業者のネットワークに接続できないときは、手動で通信事業者を選択します。

iPhoneの場合
  • 設定
  • モバイル通信
  • docomoを選択
  • 自動をOFFにする
  • 通信事業者が表示される

選択する通信事業者は、ドコモ公式サイトの「対応エリア・通話料・通信料」のページに「対応ネットワーク」に、ドコモと提携している現地事業者名を確認できます。

対応エリアかどうかを再確認する

滞在先がドコモMAXの海外データ通信に対応していない国・地域である可能性も考えられます。

ローミング設定とWORLD WINGの契約さえ済ませていれば、対応国でスマホの電源を入れるだけで自動的に現地の電波をつかみ、データ通信が行えます。

数十回の渡航経験の中で、電源を入れても使えなかったケースはWORLD WINGの契約を失念していた時だけです。

もし電源を入れても繋がらない場合は、空港のWi-Fiに接続してドコモの対応国かどうかを確認してみてください。

それでも解決しない場合の問い合わせ先

上記のすべてを試しても解決しない場合は、ドコモのサポートに問い合わせを試みてください。

ドコモのサポート
  • チャットサポート
  • 電話サポート(+81-3-6832-6600)

ドコモの電話番号から、ドコモサポートセンターへの通話料は無料です。

ただし、「WORLD WING」を契約していない場合は、国際電話が利用できないためWi-Fiに接続してチャットサポートでの問い合わせを利用してください。

国際電話でドコモサポートセンターに繋がらない場合は、ほぼ「WORLD WING」の未加入が考えられます。

最低でも下記3点だけでも確認してから問い合わせましょう。

  • スマホのローミング設定
  • 対応国の確認
  • WORLD WINGの契約

ドコモMAXの海外利用でよくある質問(FAQ)

ドコモMAXの海外利用に「世界そのままギガ」の申し込みは必要ですか?

不要です。ただし、「WORLD WING」への申し込みは必要です。

テザリングは海外でも使えますか?

使えます。30GBの範囲内であれば、テザリング可能はです。

飛行機の乗り継ぎ(トランジット)でもカウントされる?

カウントされます。最終目的地から使用したい場合、スマホの「ローミング」をOFFにしておきましょう。

15日制限は翌月にリセットされますか?

ドコモMAXの15日制限は一度、帰国しないとリセットされません。

30GBを使い切った場合、データを追加l購入できますか?

ドコモMAXの海外データ通信は追加できません。

海外でスマホの電源を入れても繋がりません。

スマホの「ローミング」がOFFになっているか、WORLD WINGの契約がされていない可能性があります。
ドコモのマイページからWORLD WINGを契約してください。

【まとめ】ドコモMAXの海外利用はこんな人におすすめ

ドコモMAXのは海外200の国と地域でデータ通信が追加料金なしで利用できる料金プランです。

ahamoとの大きな違いは対応エリアと同じ30GBでも丸々30GB利用できます。

ポイントドコモ MAXahamo
追加料金なしなし
海外データ容量30GB(国内無制限とは別枠で確保)最大30GB(国内、海外合わせて)
対応国・地域200以上の国と地域91ヶ国
日数制限15日間(超過後は最大128kbp)
※帰国するまで解除不可
事前申し込み不要
(WORLD WINGの契約が必要)
不要
利用方法スマホのローミングをON
通話・SMS別途国際料金

ドコモMAXとahamoは若干仕様が異なるものの、海外で大量にテザリングや動画視聴などを行わなければ不自由さは感じないでしょう。

ドコモMAXとahamoは海外ローミングの優劣で選択するのではなく、基本プランの内容で決めた方がよいでしょう

こんな人は

ドコモMAX
ahamo
  • 国内のデータ通信が毎月30GB以上
  • DAZNやNBAなどのサブスクを利用
  • ドコモ光やdカードなどの経済圏
  • サポートは必要
  • 毎月のデータ量は30GB以下
  • セット割に縛られたくない
  • サポートは不要

どちらもドコモ回線なので通信品質に差はなく、プラン間の変更も可能です。

まずはahamoで海外ローミングを試してみて、利用頻度やデータ消費量を見ながらドコモMAXへの切り替えを検討するという段階的なアプローチも現実的な選択肢です。

海外でのスマホ利用は、事前の準備と正しい知識さえあれば、難しいことは何もありません。

飛行機を降りてから、税関での待ち時間にスマホが使える便利さを、ぜひ実感してみてください。

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この記事を書いた人

元大手通信キャリアのショップスタッフとして、数多くのお客様の契約や相談に携わってきた経験を持つ通信プランアドバイザーです。
「複雑な通信プランを、誰よりも使い倒して分かりやすく伝えたい」という想いから、自身で全てのプランを契約・検証。ahamoにおいては、実際に海外へ足を運びローミング機能を現地検証したほか、ワンナンバーサービス(Apple Watch・iPad)の使い勝手を確かめるために自腹でセルラーモデルを購入するなど、徹底した「現場主義・ユーザー目線」でのレビューをモットーとしています。

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