携帯料金が高いのはなぜ?平均・原因・安くする方法をわかりやすく解説

スマホ代、気づいたら「今月も1万円超えてる…」なんてこと、ありませんか?

2025年に入ってから、ドコモ・au・ソフトバンク各社が料金改定や新プランを打ち出し、携帯料金の仕組みは以前よりも複雑&割高に感じやすくなっています。

大手キャリアの傾向
  • 基本料金を値上げ
  • セット割の割引額を増額
  • 基本プランに無料オプションを追加
  • 「返却プログラム」を複雑化
  • 初期費用・契約解除料を設定

スマホを利用する人の平均データ使用量は12GB程度。

大手キャリアで12GBを補えるプランは無制限プランになってしまいます。

本記事では携帯料金が高いと感じた方に携帯料金を安くする提案をしています。

携帯プランを選ぶポイント
  • セット割に縛られない
  • スマホ端末と通信プランは別で考える
  • 使用データ量を把握する
  • オプションの必要性をチェック

スマホの料金プランは、シンプルであるほどムダが出にくくなります。
毎月の携帯代が「高い」と感じる人の多くは、実は自分に必要のないサービスにまでお金を払ってしまっているケースがほとんどです。


ベストプラン
990円/3GB
2,090円/10GB
セット割なし
LINEギガフリー
公式サイト

ベストプランV
2,970円/30GBセット割なし
LINEギガフリー
5分かけ放題込
公式サイト
2,970円/30GBセット割なし
有料オプションが充実
5分かけ放題込
公式サイト
1,078円/3GB

3,278円/無制限
シンプル料金プラン
専用アプリ
使い放題でも3,278円
公式サイト
850円/2GB

3,900円/55GB
細かく選べるギガ容量
スマホとセットがお得
格安SIM
公式サイト
2,948円/5GB
4,048円/30GB
3,828円/35GB
フルサポートに対応
繰越しプラン
au回線
公式サイト
目次

毎月1万円以上払っている人は少なくない

スマホ代、なんか前より高くなってない?

2025年になりキャリア各社携帯料金の改訂が入り、携帯料金が高くなったと感じるも人もいるでしょう。

2025年携帯料金の変化
  • 基本料金の値上がり
  • セット割の複雑化
  • 付帯オプションがつく
  • 事務手数料、契約解除料の設定

基本料金の値上げやセット割の項目増加により、以前より支払い金額が高くなるケースも見られます。

また、スマホ端末を分割で購入している方の中には、通信費だけで月1万円を超えてしまう人も少なくありません。

毎月の携帯料金が高いと感じている場合、自分の利用状況と契約プランが合っていない可能性があります。

データ無制限・端末分割が「高い」と感じる原因に

家電量販店や携帯ショップに行って勧めらる料金プランは、「データ無制限プラン」ではないでしょうか。

毎月、何GB使っていますか?

動画視聴やSNS、Zoomなど、通信量が増えたことで「無制限プラン」の安心感があると思います。

無制限プランはセット割が適用になっても5,000円/月〜が相場です。

さらにスマホ端末代金を分割払いやかけ放題オプションを使いすると、毎月の通信費は1万円を超えます。

また、キャリアで販売されているスマホはメーカー公式よりも高く、毎月の携帯料金に負担がかかってしまいます。

メーカーキャリア
iPhone17129,800円159,840円
Google Pixel10128,900円129,600円

分割や返却プログラムを使うと負担額が増えます。

日本のスマホ料金の平均はいくら?

スマホ代が高いと感じていても、「他の人はいくら払っているんだろう?」と、実際に周りと比較する機会はなかなかありません。

プランの特徴や、年代別の平均利用料・データ使用量を確認してみると、自分がどれだけスマホ代を支払いすぎているかを客観的に判断できるようになります。

参考までに僕はスマホとiPadと合わせて4,500円程度。

ここからは、まず 大手キャリアの料金体系についてを詳しく見ていきましょう。

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の平均料金

国内のスマホの通信の月額平均は「4,356円」という数字が出ています。

ただしこの金額はあくまで通信費で「スマホ端末代金」と「オプション」は別の料金。

スクロールできます
docomoauSoftBank
ドコモ MAXau使い放題MAX+メリハリ無制限+
基本料金8,448円7,788円7,425円
家族割3回線以上-1,210円-1,210円-1,210円
2回線-550円-660円-660円
長期割20年以上-220円
10年以上-110円
クレカ割GOLD以上-550円-220円-187円
一般-220円
光セット割-1,210円-1,100円-1,100円
でんきセット割-110円
最大割引適用5,148円5,258円4,928円

キャリア各社の無制限プランは提供内容が異なるため、一概に「高い」とは言い切れません。

一方で、ドコモMAXでは、特典としてLeminoDAZN for docomoの付帯サービスが利用できます。
これらを視聴しない人にとっては、結果的に使わないサービス分まで負担している形になる場合があります。

また、クレジットカード(dカード)の券種によって月額割引が変動するのも近年の傾向です。

大手キャリアは、セット割や付帯サービスを組み合わせることでお得に見える仕組みを作っています。
その一方で料金体系が複雑になり、実際の負担額が分かりにくく見せています。

サブブランドの平均料金

キャリアのサブブランドにはUQ mobileY!mobileがあります。

サブブランドは通信品質は本ブランドと同じで、キャリアのサービスを削減した通信プランです。

平均料金は3,000円程度でセット割が適用されると1,000円台とお得な料金プランです。

サブブランドの特徴
  • 通信品質はキャリア
  • フルサポートに対応
  • セット割とプランが複雑
  • 一部オプションが有料、または利用不可

データ通信と通話が問題なく使えれば、月のデータ使用量が35GB以下の人にはサブブランドがとてもお得です。

大手キャリアと同じ通信品質を保ちながら、料金をぐっと抑えられるのが魅力です。

ただし注意したいのが、セット割引や家族割引などの条件が少し複雑な点です。

スクロールできます
UQ mobileY!mobile
トクトクプラン2シンプル3M
基本料金2,948円/5GB4,048円/30GB4,158円/30GB
クレカ割GOLD-220円-550円
一般-330円
自宅割光回線-1,100円-1,650円
でんき-1,100円
最大割引適用1,628円2,728円1,958円

UQ mobileの場合、少量プランはなく、「トクトクプラン2」という5GBと30GBの二段階制になっています。

一方、Y!mobileのシンプル3Mプランは、セット割を最大限に活用すると月額1,958円で30GBという非常にコスパの高い内容になっています。

ただし注意したいのが、クレジットカードの種類によって割引額が変わるという点です。

セット割が適用されることで月額料金を大きく抑えられるため、「通話とデータ通信が問題なく使えれば十分」という人には非常にお得なプランと言えるでしょう。

ただし、セット割にはさまざまな条件や縛りがあるため、必ずしも誰でもお得に使えるわけではありません。
キャリア側は割引項目を増やすことでお得に見せている側面もあり、結果として料金体系がさらに複雑化しています。

年代別・利用スタイル別の平均スマホ料金

毎月の携帯料金、みんな一体どのくらい支払っているのか気になりますよね。

自分の料金が高いのか安いのか、なかなか他人と比べる機会がないだけに、「平均はいくらくらいなんだろう?」と思う人は多いはずです。

スクロールできます
年代平均月額料金平均使用量
20代約 5,800円18.8 GB
30代約 4,900円15.6 GB
40代約 4,400円12.1 GB
50代約 4,000円10.0 GB
60代以上約 3,600円3 GB
約 4,540円12GB

全年代の平均データ使用量を見ると、多くの人が月20GB未満しか使っていないことがわかります。

意外にも、ほとんどのユーザーはそれほど大量のデータ通信を行っていないのです。

もちろん、自宅にWi-Fi環境がない方や、仕事や出先でテザリングを多用する方の中には、月100GBを超えるヘビーユーザーもいます。

しかしその一方で、キャリアの無制限プランを契約していながら、実際には月10GB程度しか使っていないというケースも少なくありません。

こうしたデータを見ると、「自分の利用量に対して、今のプランが本当に合っているのか?」一度見直してみる価値がありそうです。

携帯料金が高くなる原因

スマホ料金が「高い…」と感じている方の多くは、実は契約内容や利用習慣に少しずつ余分なコストが積み重なっているケースが多いです。

ここでは、その代表的な原因を順に見ていきましょう。

スマホをキャリアで購入している

大手キャリアで販売されているスマホはメーカーで販売されているスマホよりも高い価格設定なっています。

キャリアでスマホを買う理由は…
  • MNP乗り換え特典でお得
  • 返却プログラムで最新スマホを使える
  • ショップ定員が相談に乗ってくれる

キャリアでスマホを購入する人の中には、「返却プログラム」を利用すれば最新のiPhoneを割安で使えると考えて選んでいるケースも多いと思います。

しかし、「返却プログラム」は一見コスパよくスマホを使えるように見えますが、端末の所有権は通信会社にあります。

そのため、利用期間が終わればスマホを返却し、再び新しい端末を契約し直さなければなりません。

機種変更MNP
docomo 販売価格152,900円
1〜23回3,319円 x 23回
76,340円
545円 x 23回
12,540円

MNPで他社へ乗り換える場合は、乗り換え特典によってiPhoneをお得に入手できることがあります。

しかし、同じ端末をそのまま機種変更で更新すると、2年後に返却が必要なスマホに対して、結果的に約76,000円を支払うことになります。

また、画面割れや故障がある場合には、最大22,000円の修理料金が請求されます。

さらに、スマホを守るための保護ガラスやケースといったアクセサリーも、契約者自身で用意する必要があります。

「返却プログラム」を利用する場合は、機種を返却するたびにこれらを新しく購入することになり、見えないコストが積み重なっている点にも注意が必要です。

一方で、Apple StoreやGoogle Storeなどのメーカー直販で購入すれば、キャリアよりも本体価格が安く、分割払いにも対応していて端末は所有権が自分にあります。

iPhoneであれば3年前の端末でも5万円以上で買い取ってくれる店舗もあります。

結果的に、「返却プログラム」を利用するよりも、スマホ本体はメーカーから直接購入したほうが、通信プランと切り離して選べるため自由度が高くなります。

データ容量の設定が大きすぎる

大手キャリアの通信契約をしている人はデータ容量が大きすぎる可能性が考えられます。

そもそも大手キャリアのプランは少量プランと大容量プランと両極端です。

au使い放題MAX+スマホミニプラン+
基本料金7,788円4,928円/1GB
6,578円/3GB
8,228円/5GB
家族割プラス-1,210円/3回線以上
-660円/2回線
auスマートバリュー-1,100円
au PAY カードお支払い割-220円
最大割引適用額5,258円2,398円/1GB
4,048円/3GB
5,698円/5GB

しかも、少量プランである「スマホミニプラン+」で5GB以上使用すると使い放題MAX+よりも高額な料金プランです。

大手キャリアには、ユーザーを「使い放題プラン」へ誘導しようとする意図が感じられます。

使用しているデータ量が100GB以上利用する場合、使い放題プランも選択肢に入りますが30GB以下ならサブブランドやオンライン専用プランでも十分です。

自宅にWi-Fiがあれば無制限プランを利用する人は限られます。

楽天モバイルは通信品質が改善され、月額3,278円で無制限プランを利用できるようになっています。

家族割・光回線割などのセット割に縛られている

セット割がお得に感じるかもしれませんが、セット割に縛られて他者に乗り換えずらい設計になっています。

もちろん、家族3人以上で利用すれば光回線やクレジットカードの負担額減ります。

ただし、3回線を1人が他社に移行すると家族セット割が半減されてしまうわけで、プラン変更をしずらい設計になっています。

大手キャリアやサブブランドで利用するにはセット割は意識したほうがよいですが、オンライン専用プランや格安SIMにすることでセット割の縛りから解放されて光回線含めてトータル的に通信費を抑えられます。

携帯料金を安くするための5つの対策

スマホ代が「高い」と感じたら、何から手をつければいいのか迷いがちです。

ちょっとした見直しをするだけで月数千円の削減が可能です。ここでは実践すべき5つの対策を、読みやすく一緒に見ていきましょう。

セット割に縛られない

現在、家族みんなが同じ通信会社を契約している場合は、家族全員のスマホの使い方を見直してみることをおすすめします。

大手キャリアを利用している家庭では、家族全員が無制限プランを契約しているケースが多く、さらにセット割を適用するために、自宅でも高めの光回線を契約していることがよくあります。

しかし、家には光回線があるのに、外でも無制限プランが本当に必要なのでしょうか。

会社員の方なら、おそらく20GB未満、学生は10GB、専業主婦の方であれば、3GBも使わないケースがほとんどでしょう。

また、光セット割の対象となる光回線は、他社の回線より料金が高めに設定されていることが多い点にも注意が必要です。

SoftBank光おてがる光
マンション4,180円3,608円
戸建5,720円4,708円
公式サイト公式サイト

戸建て向け1Gbpsの光回線を比較すると、SoftBank光はおてがる光よりも月額で約1,000円高くなります。

家族でソフトバンクを使っていればトータル的に安くなりますが、LINEMOや格安SIMを利用することで年間11万円の価格差が出ることが予測されます。

SoftBankLINEMO
パパ4,928円/無制限
メリハリ無制限+
2,970円/30GB
ベストプランV
ママ4,378円/3GB
ミニフィットプラン+
990円/3GB
ベストプラン
息子4,928円/無制限
メリハリ無制限+
2,090円/10GB
ベストプラン
光回線5,720円
SoftBank光
4,708円
おてがる光
合計19,954円1,0758円

大手キャリアはセット割を適用することで、ユーザーが他社へ乗り換えにくくなる仕組みを作っていると考えられます。

長年使ってきた通信プランを変更することに抵抗がある人も多いと思いますが、実際に乗り換えてみると「思ったより何も変わらない」と感じるはずです。

データ使用量に合わせてプランを変更

本キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)では、実は「〜3GB程度の少量プラン」と「使い放題プラン」の両極端なプラン構成しか用意されていません。

そのため、月に最も利用者が多い10GB前後のデータ使用量の人が「使い放題プラン」を契約している場合、実際の利用量に対して料金が見合わず、結果的にコスパが悪くなりやすいのです。

一方で、LINEMO・ahamo・IIJmioといったサブブランドを利用すれば、少容量から中容量まで幅広いプランが選べるため、自分の使い方に合った料金設定を選びやすくなります。

ぜひ一度、毎月のデータ使用量を確認して、いま契約している通信プランがスペックオーバーになっていないか見直してみてください。

通話オプション・かけ放題を見直す

通話オプションも携帯料金の負担の一つです。

基本料金にかけ放題1,980円、5分かけ放題880円が加算されると本キャリアでは7,000円ほどかかります。

さらにスマホ端末分割していると、10,000円オーバーになってしまいます。

ahamoやLINEMO(ベストプランV)にすることで、5分かけ放題が含まれてておりかけ放題をつけても+1,100円のコスパの良さです。

スクロールできます
docomo
au
SoftBank
UQ mobile
Y!mobile
ahamo
LINEMO
準かけ放題5分かけ放題/880円10分かけ放題/880円5分かけ放題/込
かけ放題かけ放題/1,980円かけ放題/1,980円かけ放題/1,100円

LINEMOはベストプランVに5分かけ放題が含まれています。

ahamoを使っているけど、5分かけ放題で間に合っているから通話料が毎月0円!

さらに、楽天モバイルの「Rakuten Link」アプリを使えば、追加料金なしで国内通話をかけ放題で利用できます。

一方で、LINEでんわをうまく活用すれば、通常の通話料金をほとんど発生させずに済むため、月々の負担をぐっと抑えることが可能です。

不要な有料オプションを外す

スマホを家電量販店や携帯ショップで購入する際に、通信契約と同時に、オプションやサブスクリプションの加入を条件に端末代が割引されるケースをよく見かけます。

しかし、契約時に加入したオプションをそのままにして、利用していないのに料金を支払い続けてしまうというのはよくある話です。

月に数百円のオプション料でも、年間では数千円単位の無駄な支出になることもあります。

そのため、請求金額だけでなく内訳も確認し、不要なオプションは定期的に見直すことが大切です。

また、ドコモ MAXのようにDAZNやLeminoなどのサブスクが不要の場合は、ahamoやドコモ miniなどに乗り換えて通信費を抑えましょう。

無料で提供されているサービスでも、契約者が利用すれば通信事業者にはコストが発生します。
逆に、契約者がそのサービスを使わないほど、通信事業者には利益が残る仕組みになっています。

格安SIM・サブブランドに乗り換える

現在の通信プランが大手キャリアの場合、格安SIMやサブブランド、オンライン専用プランに乗り換えるだけで大幅に通信を抑えることができます。

現在、SoftBankの「メリハリ無制限+」に加入していると想定すると、セット割が最大限適用されて4,928円/月です。

セット割前提と考えると自宅ではWi-Fiを使っての通信のため、外出先で随時、動画やテザリングなどの使い方をしなければ30GB以下で十分ち考えられます。

仮にLINEMOのベストプランVにした場合

SoftBankLINEMO
メリハリ無制限+ベストプランV
基本料金7,425円/無制限2,970円/30GB
家族割 3回線-1,210円
-1,100円
クレカ割-187円
最大割引適用4,928円2,970円
1,958円

SoftBankからLINEMOに乗り換えると、最低でも月額1,958円の通信費を削減できます。

さらに、LINEMOの「ベストプランV」には5分以内の国内通話かけ放題が標準で含まれているため、通話オプションを別途契約する必要がなく、実質的なコストをさらに抑えられます。

加えて、セット割の対象外となることで、光回線やクレジットカード契約などの縛りからも解放されます。これにより、携帯料金だけでなく生活全体の固定費を見直すことも可能です。

スマホ端末と通信プランは別に考える

スマホは「携帯ショップや家電量販店で買うもの」と思い込んでいる人もいますが、キャリアショップや量販店で購入すると、端末価格が割高になり、事務手数料が発生する場合があります。

乗り換え特典によってスマホ本体が割引されることがありますが、キャリアで販売されている端末は、メーカー直販価格と比べると必ずしもお得とは言えません。

そのため、乗り換え特典を利用する場合は、端末割引よりもポイント還元を受け取り、スマホ本体は Apple などのメーカー公式ストアから購入するほうが結果的に安くなることが多いです。

また、店舗では「今ならお得になりますよ」と甘い言葉で案内されがちですが、端末代とは別に手数料が発生するケースもあり、店員の説明ほど実際は得にならないことも少なくありません。

格安SIM・サブブランドのおすすめプラン比較

スマホ料金を大幅に抑えたいなら、まず注目すべきは「格安SIM/サブブランド」への乗り換えです。ここでは、信頼性・料金・特徴それぞれがバランスの良い5社を「2025年時点の最新プラン」をもとに比較してご紹介します。

LINEMO 選べるベストプラン シンプル料金プラン

日本人におすすめの料金プランのひとつが、「LINEMO」です。

LINEMOの特徴
  • 3GBと30GB 選べるベストプラン
  • セット割なし シンプル料金プラン
  • LINEギガフリー
  • SoftBank回線

「とにかく分かりやすく、安定して使いたい」という人には、LINEMO(ラインモ)がぴったりのプランです。

ベストプランベストプランV
基本料金990円/3GB2,970円/30GB
2,090円/10GB
5分かけ放題550円
1,650円1,100円

申し込みやサポートはオンライン限定というデメリットはありますが、設定や手続きを自分で行える人であれば、セット割なしでも月990円(3GB)から利用できます。

さらに嬉しいのが、LINEのトークや通話がデータ通信量のカウント対象外(カウントフリー)であること。

LINEでんわをメインに使えば、通話料をほぼ気にせず月990円で運用することも可能です。

また、SNSや動画をよく利用する人には、月2,970円で30GB使える「ベストプランV」もおすすめ。

大手キャリア並みの通信品質でこの料金は、コストパフォーマンスの高さが際立ちます。

セット割なしのシンプル料金プランのLINEMOは魅力的な料金プランです。

楽天モバイル データ無制限で約3,278円前後

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、データ利用量に応じて料金が変わる従量制です。

楽天モバイルの特徴
  • 3GB/20GB/無制限の従量制
  • 海外ローミング2GB込み
  • Rakuten Linkからの通話料無料
  • 最大3,278円のコスパ
3GB1,078円
20GB2,178円
無制限3,278円

通信品質は大手キャリアと比べるとやや不安定な面もありますが、日常の生活エリアであれば問題なく利用できます。

また、セット割は家族割(最強家族プログラム:-110円)のみで、他のセット割がなくても負担はほとんどありません。

1回線だけの契約でも、セット割の影響をほぼ受けずに利用できる点もメリットです。

外出が少ない専業主婦の方から、外出先で動画を視聴する人まで、幅広いライフスタイルに合う料金プランといえます。

\ 無制限でも3,278円 Rakuten Linkからの通話無料/

IIJmio 自由に選べる容量 格安SIM No.1

IIJmioはdocomo回線とau回線から選べる格安SIM。

IIJmioの特徴
  • 2GB/850円~55GB/3,900円まで細かく選べる料金プラン
  • かけ放題が1,400円
  • MNPでスマホとセットがお得
  • 最大3,278円のコスパ
2GB850円
5GB950円
10GB1,400円
15GB1,800円
25GB2,000円
35GB2,400円
45GB3,300円
55GB3,900円

通勤時間帯やお昼休みの時間帯は速度制限がかかるデメリットはありますが、テザリングやオンラインゲームを利用しなければ影響はありません。

IIJmioの特徴は2GB〜55GBまで選べる通信プランで未使用のデータは翌月に繰り越せるため、ギガを有効活用できます。

また、かけ放題も1,400円で本キャリアよりもお得です。

毎月の携帯料金を抑えたい人にIIJmioはオススメです。

\ 2GB/850円〜 通話料30秒/8.8円のコスパ/

ahamo 月額2,970円/30GBでドコモ品質 5分通話無料

ahamoはドコモのオンライン専用プランであるものの他のオンライン専用プランよりサービスとオプションが充実。

家族割は適用されますが、ドコモ回線としてカウントされるため、ほかの家族がドコモを利用している場合はセット割の影響を受けます。

ahamo2,970円/30GB
ahamoの特徴
  • 2,970円/30GB セット割なしのシンプル料金プラン
  • 5分かけ放題込み
  • Apple Watchオプション「ワンナンバーサービス」に対応
  • 海外ローミング込み
  • ahamo大盛り(+80GB/+1,980円)
  • ドコモ回線
  • 端末セット販売あり

スマホとのセット割にも対応しているため、MNPならApple公式より安くiPhoneを購入できます。

また、有料とはいえ店舗サポートが利用できるので、設定やトラブル対応が不安な人でも安心して使えるプランです。

\ 初期費用無料 2,970円/30GB シンプル料金プラン /

UQモバイル 店舗サポート充実・ギガ繰り越し

無制限までは必要ないものの、手厚いサポートが欲しいという方には、UQ mobileがおすすめです。

UQ mobileの特徴
  • セット割適用で1,628円/5GB〜
  • コミコミプランバリューはセット割なしに1プライス
  • フルサポートに対応
  • 未使用データは翌月繰り越し

UQ mobileの料金プランは「トクトクプラン2」と「コミコミプランバリュー」の2プラン。

「トクトクプラン2」は基本データ容量が30GBですが、月の利用が5GB未満の場合は1,100円割引される仕組みになっており、やや複雑な料金体系が特徴です。

トクトクプラン2コミコミプランバリュー
基本料金2,948円/30GB4,048円/30GB3,828円/35GB
自宅セット割-1,100円
au PAY カードお支払い割-220円
最大割引適用額1,628円2,728円3,828円
10分かけ放題880円込み
かけ放題1,980円1,100円

店舗サポートに対応しているため、設定やトラブル対応に自信がない方には、UQ mobileがおすすめです。

また、UQ mobileはau回線を利用しており、時間帯による速度低下がほとんどなく、24時間安定した通信が期待できます。

\未使用データは繰り越し/

今回、オススメの料金プランを5つ紹介してきました。

その中でも、僕が特に推したいのはセット割に依存せず、料金がシンプルなプランです。

有料プランを選ぶなら、追加条件に縛られない明確な料金体系の方が安心して使えます。

セット割りがなくキャリア回線を利用しているahamoとLINEMOがオススメです。

乗り換え前に知っておきたい注意点

スマホの料金を下げるために「格安SIMへの乗り換え」や「サブブランド」への移行を検討する人が増えています。

しかし、実際に本キャリアから格安SIMやオンライン専用プランにに乗り換えてみると、 「思っていたのと違った…」 と感じるポイントもあります。

ここでは乗り換え前に押さえておきたい注意点をご紹介します。

サポートがオンライン中心になる

大手キャリアでは、プラン変更、設定トラブルなどがあれば店舗で対応してもらえました。

しかし、オンライン専用プランや格安SIMになると店舗がないため、チャットを通して自己解決するしかありません。

過去を振り返って店舗サポートでトラブル対応や設定をやってもらった人は格安SIMやオンライン専用プランは危険かも。

大手キャリアのサポート体制に慣れている方でも、UQ mobileやY!mobileなら、料金を抑えつつ店舗での相談ができるため安心して乗り換えられます。

スマホ端末は基本自分で手配

「他社から乗り換えれば最新機種が安く買えるのでは…?」と期待する人もいるでしょう。

実際にはサブブランドや格安SIMでは最新モデルの取り扱いが少なかったり、そもそも端末割引を実施していないケースもあります。

通信プラン取り扱いスマホ
UQ mobile旧モデル
Y!mobile旧モデル
IIJmio中華系スマホ
LINEMO取り扱いなし
ahamo最新機種取り扱いあり

ahamoはドコモ本ブランドで取り扱っているスマホも購入できるため、他社から乗り換える場合、最新のiPhoneをApple Storeよりお得に入手できることがあります。

ドコモ以外から乗り換えるタイミングでスマホの購入も検討している方は、ahamoを選択肢に入れてみるのもおすすめです。

キャリアメールは「メール持ち運び」で継続可能

格安SIMやオンライン専用プランへの乗り換えの場合、メールアドレスが用意されていません。

大手キャリアからの乗り換えの場合、キャリアで使用していたメールを持ち運びできる「メールを持ち運びサービス」を利用することでキャリアのメールを引き続き利用できます。

ただし、330円/月の利用料が発生するため、フリーメールなどの利用がオススメです。

通信速度・エリアの違いを確認しておく

格安SIMだからといって電波が悪いわけではありません。

ただし、キャリアごとに電波の特性が異なるため、これまで問題なく使えていたエリアでも、乗り換え後に電波が入りにくくなる可能性があります。

また、格安SIMは通勤時間帯やお昼などの混雑時間に速度が低下しやすく、キャリアと比べて使用感が異なる点にも注意が必要です。

もし電波の不満があれば、別の会社へ乗り換えても問題ありません。

ただし、一部の通信会社では契約解除料が発生する場合があるため、解約前に必ず確認しておきましょう。

【FAQ】携帯料金に関するよくある質問

毎月のスマホ料金の平均は?

毎月の通信料の平均は通信と通話を合わせて4,117円程度です。
また、スマホ端末代を分割で支払っている場合、平均3,600円が加算されます。

高額請求があった場合の対策方法は?

高額請求を避けるには、まず毎月の明細をチェックして“どの項目が高いのか”を把握することが第一歩です。通話料が原因なら、かけ放題の追加や、通話料金が安いプラン・格安SIMに変えることで無駄な出費を抑えられます。

携帯料金の節約術は?

毎月のデータ使用量をチェックし、オンライン専用プランや格安SIMに乗り換えます。
生活スタイルの変化でスマホの使い方も変わるので定期的にデータ使用量と通話を見直すと良いでしょう。
また、スマホはメーカー直で購入することで端末代を抑えることができます。

【まとめ】携帯料金が高いと感じたら「明細チェック+乗り換え」を検討

「毎月の請求がなんとなく高いな…」と感じたら、まずはスマホの料金明細をチェックしましょう。

通信料が高くなる原因
  • 大手キャリアに契約している
  • 不要なオプションに加入している
  • セット割りが適用されていない
  • スマホをキャリアから分割で買っている

携帯料金が高くなる主な原因は、多くの場合「大手キャリアを利用していること」にあります。

大手キャリアの無制限プランを契約している家庭では、セット割を目的に光回線も併せて契約しているケースが多いと考えられます。

しかし、全世代の平均データ使用量は約12GBであり、20GB以上を使う人は一部に限られると予測されます。

携帯料金を安くするコツは、光回線と通信プランを切り離して考えることです。

格安SIMやオンライン専用プランなど、コストを抑えたプランを選べば、毎月の通信費を大幅に節約できます。

また、スマホ本体はApple Storeなどメーカー直販で購入することで、余計な手数料が上乗せされず、正規の価格で購入できます。

携帯料金も、セット割もシンプルが一番。

まずはセット割に依存しないプランを軸に、あなたに合った通信プランを選んでみてください。

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この記事を書いた人

元通信会社勤務のショップ店員です。
出身:東京
生年月日:1995年7月9日
ワンナンバーサービスから海外ローミングまでahamoの機能をフルに使い倒しています。
また、都心部に強いLINEMOも使い分けて各プランの使用経験から特徴とデメリットの体験レビューを発信し、お得な通信プランとスマホ情報を発信していきます。

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